ファッション

日立のロボットがSCで接客 目的地まで歩いて誘導

 日立製作所と日立ビルシステム、三井不動産の3社は、ヒューマノイドロボット「エミュースリー(EMIEW3)」を活用した店舗案内サービスの実証実験を行う。三井不動産の商業施設ダイバーシティ東京 プラザで、2月17〜24日(ステップ1)と4月14〜21日(ステップ2)に実施する。

 実験では、日立が開発した「エミュースリー」が来店客に対して、店舗や商品メニューなどの情報案内や目的地への案内をフードコートや館内で行う。インバウンド向けの案内も想定し、日本語だけではなく、英語と中国語にも対応する。ステップ1では主に情報の案内を行うが、ステップ2では実際にフロア内を走行し、目的地まで案内する予定だ。

 「エミュースリー」は、店舗や公共施設において、サポートを必要とする客の元に自ら移動し、接客・案内サービスを行うことを目的に開発されたヒューマノイドロボット。複数台のロボット間での情報共有やサービスの引き継ぎを行う機能、転倒しても自ら起き上がる機能なども搭載する。

【関連記事】
■パルコがクラウドソーシングを使った通訳サービスを開始
■パルコが今秋からロボットの実証実験 接客や棚卸をサポート
■ソフトバンクが初のロボット・ランウエイを開催

関連タグの最新記事

最新号紹介

WWDJAPAN Weekly

付加価値の原動力「ホスピタリティー」特集 LVMHジャパン社長や百貨店外商、トップ販売員らの定義は?

1月13日発売の「WWDJAPAN」は、ホスピタリティーを特集します。品質だけでの差別化が難しくなっている時代、ファンを獲得して育むにはコトのレベルアップが欠かせません。特に知的好奇心や探究心が強い次世代富裕層や、リアルの価値を知り渇望するZ世代、独自の体験を求めて来日するインバウンドら、ファッション&ビューティ業界が注目する消費者を獲得するには、ホスピタリティーについて考え、モノの購買を付加価値…

詳細/購入はこちら

CONNECT WITH US モーニングダイジェスト
最新の業界ニュースを毎朝解説

前日のダイジェスト、読むべき業界ニュースを記者が選定し、解説を添えて毎朝お届けします(月曜〜金曜の平日配信、祝日・年末年始を除く)。 記事のアクセスランキングや週刊誌「WWDJAPAN Weekly」最新号も確認できます。

ご登録いただくと弊社のプライバシーポリシーに同意したことになります。 This site is protected by reCAPTCHA and the Google Privacy Policy and Terms of Service apply.

メルマガ会員の登録が完了しました。