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美人広報の異業種転職におけるチャレンジと成功の秘訣とは

デンマーク発インテリア・ブランド「フリッツ・ハンセン」の広報兼マーケティングを手掛ける阿部理歩さんは、大学では法律学科専攻、金融業界でキャリアをスタートし、インテリア業界へ転職した。今ではインテリア業界のキャリアは12年以上。フリッツ・ハンセンでも営業職を経て広報兼マーケティングのポジションに就き、ブランドの世界観をさまざまな取り組みを通じて発信している。阿部さんに未経験の業界に転職するチャレンジと成功の秘訣をはじめ、営業から広報兼マーケティングへのポジションの変化、また、日本企業と外資企業における働き方の違いなどについて聞いた。

WWDジャパン(以下、WWD):大学では法律を専攻されていたわけですが、なぜ、金融業界に入ろうと思ったのですか?また、日本企業から、外資企業に移った理由は?

阿部さん(以下、阿部):法律学科の場合は、弁護士や官僚になる場合が多いのですが、金融業界も選択範囲にあり、当時、金融ビッグバンが起きていたので興味を持ちました。証券会社に入社し、電力会社など特殊法人の海外資金調達のサポートや投資家とクライアントのマッチングなどを行うマーケターという仕事に就きました。外資に転職しようと思ったきっかけは、日本企業ではアシスタント的な仕事がメーンだったので、グローバルに第一線で働きたいと思ったからです。

WWD:金融業界の仕事の仕方はどのようなものでしたか?インテリア業界に転職しようと思ったきっかけは?

阿部:ロンドンやニューヨークの市場が動き始めるのが夜なので、日中営業活動した後は、24時間体制でプレゼンテーション用の資料を作っていたこともあります。仕事自体は楽しかったのですが、この仕事が自分に本当に合っているか考えた結果、体調を整える意味でも、一旦お休みしようと思いました。私自身、インテリアにこだわりのある両親のもとで育ち、建築にも興味があったので、友人からインテリア業界を勧められたのがきっかけです。今まで見たことのない世界を見たいという思いもありました。