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ゴールドウインは営業利益32%減、「ザ・ノース・フェイス」の軽衣料と卸が苦戦 26年4〜9月期

ゴールドウインの2026年4〜9月期連結決算は、売上高が前年同期比0.9%増の560億円、営業利益が同31.7%減の47億円、純利益が同18.9%減の55億円だった。直営店と自社ECは前年を上回ったものの、卸売が落ち込んだ。新規出店や改装に伴う人件費、地代家賃などで販管費が15.0%増え、利益を押し下げた。

27年3月期の通期業績予想を下方修正した。売上高は従来予想比39億円減の1415億円、営業利益は23億円減の238億円、純利益は13億円減の243億円とする。営業利益は前期比8.0%の減益になる。8月6日に中間期の予想を引き下げており、今期の修正は2度目。8月時点では第1四半期の下振れを一時的とみて通期予想を据え置いていたが、その後も天候不順やインバウンド需要の鈍化、秋物需要の立ち上がりの遅れ、一部商品の納期ずれが重なった。上期の期初計画に対する未達分を通期予想から差し引き、下期は期初計画を据え置く。

卸売は、前期末に納品を前倒しした反動に加え、スポーツ量販店などの店頭在庫の消化が鈍く、買い取り型の受注が減った。主力の「ザ・ノース・フェイス(THE NORTH FACE)」は上期に6億円の減収。「マウンテンライトジャケット」などのレインウエアや「フラッシュドライ」関連の機能性商品は好調だったが、Tシャツ・カットソーなどの軽衣料や定番のロゴ商品が伸び悩んだ。四半期別の売上高は、第1四半期が前年同期比95.7%、第2四半期が100.3%と前年並みに戻った。一方、「ゴールドウイン(GOLDWIN)」は丸の内、原宿、京都の主要直営店と自社ECを中心に国内外で伸びた。

ファッション区分は、終了したブランドの影響で売上高が4.8%減の51億円だった。グローバルブランドでは「ウールリッチ(WOOLRICH)」の事業を終了し、直営店も退店した。進めている中期経営計画の点検でも、24年3月期に終えた4ブランドに続くウールリッチの終了を、グローバルブランドの売上高を押し下げる要因に挙げている。

売上総利益率は1.4ポイント上昇の52.8%。値引き販売や在庫評価損があったものの、利益率の高い直営店と自社ECの比率が高まった。韓国の持分法適用関連会社YOUNGONE OUTDOORの業績を反映した持分法投資利益は7億円増の27億円で、経常利益は15.4%減の76億円にとどまった。

下期は秋冬の重衣料と機能性商品を軸に直営店の販売を強め、継続品の仕入れを抑えて期末在庫を圧縮する。ザ・ノース・フェイスは10月から60周年企画を始め、ゴールドウインは銀座や福岡などに出店する。

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