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アシックス富永社長「ピックルボール市場」に期待大 丸の内に専用コート設置

アシックスは、東京・丸の内にピックルボール専用のコートを10月31日オープンした。ビジネスパーソンの往来が多いオフィスビルの1階で、朝7時から夜10時まで営業し、競技の面白さをアピールする。12月27日まで約2カ月営業する。ピックルボールは日本でもこの1、2年で都内に専用コートが整備されるなど、競技人口の拡大が予想される。30日に記者会見した富永満之社長は「製品だけでなく、場の提供にも積極的に取り組みたい」と話した。

東京駅前にあるオフィスビル「東京ビルTOKIA」の1階に、2面のコートを設けた。更衣室も完備し、シューズレンタルも実施する。コート脇にはSNS映えするフォトスポットも設けた。

アシックスは2021年から競技発祥の地である米国で、ピックルボール事業を展開する。日本でも既に都内の複数の専用コートでシューズのレンタルを行う。また団体リーグ「PXリーグ」には羽澤未宥選手や黒澤陸人選手らが所属する「アシックスセブンス」として参戦する。

テニスのアドバンテージ生かす

同社はテニスおよび米国で盛んなピックルボール、欧州で人気のパデルの3競技を“グレーターテニス”という強化カテゴリーに位置付ける。テニスシューズにおいては、ウィンブルドンなどグランドスラム(4大大会)でトップシェアを誇る。同じラケットスポーツであるピックルボールでも、テニスの知見を生かしたマーケティング戦略を進める。

プロテニス選手を目指して米国留学していた経験を持つ富永社長は「初心者でも気軽に楽しめて、高度な競技性もある。幅広い人たちに広がるポテンシャルがある」とピックルボールの発展に期待を寄せる。丸の内の専用コートは期間限定だが、今後は常設コートの設置も視野に入れる。

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