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ファンケルの機能性表示食品“ウェルエイジ プレミアム”、2035年に売上高100億円へ

ファンケルは、機能性表示食品“ウェルエイジ プレミアム”(30粒・30日分、5870円)を2035年に売上高100億円規模へ育成すると発表した。老化研究を今後の重点領域に据え、同製品を中核に「ウェルエイジングのフロントランナーになる」(三橋英記ファンケル社長)と意欲を燃やす。

2025年4月に発売した同製品は、加齢に伴い増加する“老化細胞”に着目し、老化細胞を減少させる機能性関与成分「キンミズヒキ由来アグリモール類」を配合。ヒト臨床試験では、世界で初めて12週間摂取での機能性を確認した。疲れを感じやすい中高年の一時的な疲労感を軽減し、前向きな気分を維持する機能を特徴とする。

同社がキンミズヒキの研究成果を公表した際には、SNSやメディアで話題化し、発売前には同社サプリメントとして異例となる予約販売を実施。発売初月の売り上げは計画比約400%に達し、想定を上回る需要から一時販売を停止していた。安定供給を受け、ファンケル総合研究所の渡邊知倫 基盤技術研究センター次長は、「細胞レベルのケアを訴求し、健やかな美しさを保つという価値を広げていきたい」と力を込めた。

今後のマーティングについては、従来の製品訴求に加え、「老化細胞」というキーワードを前面に打ち出したコミュニケーションを強化。研究成果への理解促進とブランド信頼の醸成につなげる考えだ。5月19日からは、俳優の井川遥を起用したTVCMの放映を開始。“ウェルエイジング”の価値観を訴求する。同日の発表会で井川は、「(摂取した)翌朝の目覚めが良かった。一日一粒で続けやすい」「細胞レベルの頼れる味方」と使用感を語った。

販売展開について三橋社長は、「まずは全国のドラッグストアを中心に販売を強化していく。将来的に生活動線にあるコンビニ展開も視野に入れる」と説明。さらに、化粧品事業との連携による“内外美容”の強化にも意欲を示し、「老化細胞研究」を軸に独自性を磨いていく考えも示した。

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