「ジャンポール・ゴルチエ(JEAN PAUL GAULTIER)」は、2025年プレ・フォールコレクションのキャンペーンに、BLACKPINKジェニー(Jennie)を起用した。
同コレクションは、「ジャンポール・ゴルチエ」のシグネチャーであるコルセットや、テーラリング、トロンプルイユ(騙し絵)のモチーフを採用。ルックは、水、火、大地、そして大気の4つの要素を中心に制作した。
ジェニーは、「このキャンペーンは、夢に入り込んだような気分になりました。どのルックにも、流れるような、燃えるような、揺らぎのない、あるいは軽やかなエネルギーがありましたし、素晴らしいデザインを通して私のあらゆる側面を表現できたのが嬉しかったです。『ジャンポール・ゴルチエ』はいつも私を大胆にさせてくれますし、これは本当にその精神を体現するものでした」とコメントした。
ジェニーは“現代のショーガール”
キャンペーンビジュアルは、エミー賞受賞のコンセプチュアルアーティスト、マックス・ジーデントップ(Max Siedentopf)が監督を務め、スタイリングは、パク・ミンヒ(Minhee Park)とレオポルド・ドゥシェマン(Leopold Duchemin)、ヘアは、イ・ソニョン(Seonyeong Lee)、メイクは、ウォン・ジョヨン(Joyoun Won)、ネイルはカム・チャン(Cam Tran)がそれぞれ担当した。
「ジャンポール・ゴルチエ」によるとジェニーは、「視覚の世界というステージで指揮をとる現代のショーガールだ。力強く、かつ軽やかで優美な彼女の存在は、生まれ持った強さと確固たる存在感を漂わせながら、それぞれのルックに新しい側面をもたらしてくれる」という。
ジェニーは、2017年から「シャネル(CHANEL)」のグローバルアンバサダーとして活動してきたが、「コーチェラ2025」で披露した「ミュグレー(MUGLER)」や「ジョルジュ オベイカ(GEORGES HOBEIKA)」を着用したスタイルなど、エキセントリックなファッションも注目を集めている。
今年1月には、パリで行われた「ジャンポール・ゴルチエ」2025年春夏オートクチュールコレクションのショーに出席。同ブランド08年春夏オートクチュールコレクションから、ヌードカラーにビーズを散りばめた幻想的なドレスを身にまとった。