週末に開かれた音楽フェス「グリーンルームフェスティバル(GREENROOM FESTIVAL)」のスナップ記事からもご理解いただけると思いますが、どうやら「スカーフが来ている!」ようです。この記事に登場するスカーフ・スタイリングは、男性によるキャップ&スカーフの“レイヤード”。上級者感満載ではありますが、“真知子巻き”が男性にも広がり始めているとは、軽い衝撃を覚えます。これから夏になれば、スカーフ・スタイリングはもっと広がることでしょう。なぜ、こんなにスカーフ・スタイリングが広がっているのでしょうか?さまざまな理由が考えられます。
まず、ここ数年ですっかりシンプルになったスタイルのアクセントとして重宝がられています。ことクロップド丈だったりコンパクト丈だったりのトップスにカーゴパンツやデニムというスタイルのアクセントにスカーフというのは、想像するだけで“しっくり”きます。1970年代とか90年代のリバイバルも大きく影響していることでしょう。真知子巻きが流行ったのは、70〜80年代前半。そして90年代には、三角形に折って頭に巻くバンダナ風から細く折って髪に巻くカチューシャ風、首元にちょこんとあしらうチョーカー風など、さまざまなスタイルがR&Bやスーパーモデル、メンズの世界で広がりました。ちなみにバッグのハンドルに巻いたり、ジーンズのベルトループに通したりも、この頃がオリジンではないでしょうか?無論、そんなスタイルが今、InstagramやTikTokで広がっているのは、いうまでもありません。
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