紙面紹介

25-26年秋冬シーズンを大解剖 ムード・アイテム・素材・色柄・ディテール・バッグ&シューズが丸わかりのトレンドブック

4月21日発売の「WWDJAPAN」は、2025-26年秋冬コレクションを徹底解剖したトレンドブックです。今シーズンもパリとミラノ、ニューヨーク、そしてロンドン・コレクションの全てを詰め込みました。例年通り、キーワード(ムード)やアイテム、素材、色柄、ディテール、そしてバッグ&シューズのトレンドを分析。さらには「グッチ(GUCCI)」に移籍するため「バレンシアガ(BALENCIAGA)」最後のプレタポルテとなったコレクション発表直後のデムナ(Demna)、20代の若々しい感性と大人びた美意識で「フェラガモ(FERRAGAMO)」を導くマクシミリアン・デイヴィス(Maximilian Davis)、トレンドキーワードの1つ「コーポレート・シック」をパワーショルダーのジャケット&スカートなどでけん引したステラ・マッカートニー(Stella McCartney)、そして彼もまだ20代、「アン ドゥムルメステール(ANN DEMEULEMEESTER)」をプレイフルにスタイリングできるブランドへと進化させたステファノ・ガリーチ(Stefano Gallici)へのインタビューをまとめました。

同じく4人のバイヤーには、25-26年秋冬シーズンで気になったブランドやトレンド、時代の流れなどを伺いました。注目は、昨今のデザイナー交代劇にバイヤーさえ少し疲弊しており、結果、これまでとは違うブランドにも食指が動いたこと。彼らはどんなブランドを新しく買い付け、停滞気味なムードに抗おうとしているのでしょうか?米「WWD」の記事からは、各都市を席巻したセレブリティのメディア・インパクト・バリューに関するランキング、突如出現した一大ファーコートブームの影響、そして、各ブランドのショー会場が小さくなった理由などを選び、翻訳しています。いずれの記事からも、今のファッション業界を取り巻く環境がうかがえます。

4都市のコレクションを取材した4人の編集者による座談会では、「ビッグトレンドが芽生えなかった理由」、中でも「25年春夏に芽生えた装飾主義が思ったよりも広がらなかった理由」などを語っています。海外のコレクションは、総じて“首回りコンシャス”。大きなストールをプラスしたようなコートや、ビクトリアンテイストの襟、タートルネックに代表されるハイネックのウエアが相次ぎましたが、日本でははやるでしょうか?国内マーケットを取材し続ける、ニューヨーク・コレクション担当記者とパリ・ファッション・ウイークを取材した記者が討論しています。

そのほかのコンテンツは、一足早い26年春夏の素材に関するトレンド分析、パリ・ファッション・ウイーク以降に発表になったデザイナー人事まとめなど。これ一冊をチェックすれば、半年後のファッションシーンが予想できると思います。ぜひ、お手元に置いて、色々ご活用ください!

<COVER CREDIT>
PHOTO:SACAI
DESIGN:JIRO FUKUDA
COVER REELS DESIGN:CHIGE(GWISUB JUNG)

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