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しまむら次期社長に高橋氏 商品改革の立役者

しまむらは27日、次期社長に高橋維一郎・取締役上席執行役員(50)が2月21日付で昇格するトップ人事を発表した。現任の鈴木誠社長(59)は代表権を持った会長に異動する。代表権を持った会長と社長による2人の新経営体制によって、さまざまな課題への対応スピードを上げる。

高橋氏は1974年8月25日生まれの50歳。1999年にしまむらに入社し、店舗、商品、物流、システムなどの要職を務めて、2020年に取締役執行役員に就いた。コロナ禍に担当役員として主導した商品改革は、24年3月期まで3期連続で過去最高業績を更新するV字回復の原動力になった。

しまむらは27年2月期を最終年度とした中期経営計画で売上高7190億円、営業利益660億円、営業利益率9.2%(24年2月期は売上高が前期比6350億円、営業利益553億円、営業利益率8.8%)の達成を掲げる。新経営体制のもと、手薄だった都市部への出店にも積極的に取り組む。

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