ファッション

「ユニクロ」がベルギー1号店をアントワープにオープン 地元の人気者をプロモーションに起用

 「ユニクロ(UNIQLO)」は10月2日、ベルギー1号店、ベネルクス諸国で初となる店舗をアントワープにオープンする。店名はユニクロ メイヤー店(Meir 67-69, 2000 Antwerp, Belgium)で、地上1〜2階の2フロアと中2階を合わせ、売り場面積は約400坪(約1320平方メートル)の大型店。メンズ、ウィメンズ、キッズに加え、今秋冬から展開するコラボライン「ユニクロアンドルメール(UNIQLO AND LEMAIRE)」コレクションなども発売する。

 ファーストリテイリンググループ執行役員でもある桑原尚郎ユニクロ欧州事業COOは、「アントワープは世界で影響力のあるファッションの街の一つ。これまでにロンドン、 パリ、モスクワ、ベルリンでチャレンジし続けてきたユニクロが、いよいよベルギーに進出を果たす。アントワープでの事業を立ち上げ、ベネルクス諸国のお客さまにユニクロ商品をお届けできることを大変嬉しく思っている」と述べる。

 世界16カ国で1600店舗以上を展開している「ユニクロ」は、2001年に英国に出店し初めて海外に進出。その後、ヨーロッパでは07年にフランス、10年にロシア、14年にドイツに出店し、4カ国で26店舗を展開している。ベルギーは5カ国目。ヨーロッパ市場でのさらなる事業拡大を目指すという。

 「ユニクロ」は、昨年から、チェーンオペレーションによるグローバル展開と、地域密着型のローカル展開のハイブリッド型の展開を模索している。新店出店などに際しても、現地に根付き愛されるブランドを目指し、ローカルアンバサダーを採用するプロモーションを行っている。今回もアントワープ出店に際して、街と深いつながりを持つ6人のローカルアンバサダーを起用。ファッショニスタのベント・ヴァン・ローイ(Bent Van Looy)をはじめ、ミュージシャン、スポーツ選手、職人、モデル、実業家など、年齢や生い立ちが異なるアンバサダーたちが、「ユニクロ」のウエアに身を包み、オープニングキャンペーンに登場する。

最新号紹介

WWDJAPAN Weekly

原宿・新時代 ファッション&カルチャーをつなぐ人たち【WWDJAPAN BEAUTY付録:中価格帯コスメ攻略法】

「WWDJAPAN」4月22日号の特集は「原宿・新時代」です。ファッションの街・原宿が転換期を迎えています。訪日客が急回復し、裏通りまで人であふれるようになりました。新しい店舗も次々にオープンし、4月17日には神宮前交差点に大型商業施設「ハラカド」が開業しました。目まぐるしく更新され、世界への発信力を高める原宿。この街の担い手たちは、時代の変化をどう読み取り、何をしようとしているのか。この特集では…

詳細/購入はこちら

CONNECT WITH US モーニングダイジェスト
最新の業界ニュースを毎朝解説

前日のダイジェスト、読むべき業界ニュースを記者が選定し、解説を添えて毎朝お届けします(月曜〜金曜の平日配信、祝日・年末年始を除く)。 記事のアクセスランキングや週刊誌「WWDJAPAN Weekly」最新号も確認できます。

@icloud.com/@me.com/@mac.com 以外のアドレスでご登録ください。 ご登録いただくと弊社のプライバシーポリシーに同意したことになります。

メルマガ会員の登録が完了しました。