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「サロン ド パルファン 2024」が開幕 内覧会で見つけた目玉ブランド3選 Vol.1

「サロン ド パルファン 2024(SALON DE PARFUM 2024以下、サロパ)」が10月16日、伊勢丹新宿本店本館とメンズ館で開幕した(16日、本館はエムアイカード会員招待日)。今年12回目を迎えた祭典のテーマは「本能」。本館・メンズ館合わせ、60ブランド以上をそろえ、日本初上陸の香りや限定商品などを販売する。会期中には、調香師のトークショーなどのイベントを開催。「サロパ」でしか試せないブランドや香り、体験が盛りだくさんのイベントだ。会期は、本館が21日まで、メンズ館が29日まで。

フレグランス市場の盛り上がりにより、年々パワーアップする「サロパ」。開幕前日の本館の内覧会には、三越伊勢丹が運営する香水コミュニティー“Parfun”のメンバーが多数来場し盛り上がりを見せた。同イベントでは、人気ブランドからニッチフレグランスまで、「サロパ」でしか出合えない香りが勢ぞろい。“自分だけの”ブランドや香りに出合うには絶好のイベントだ。ここでは、内覧会で見つけた注目のブランドを紹介する。

知る人ぞ知る超高級フレグランス「アンリ・ジャック」

「アンリ・ジャック(HENRY JACQUES)」は天然香料のみを使用した賦香率100%の香水などを提供している。通常の賦香率は“インテンス”と言われるものでも30%程度。同ブランドのベストセラーを試してみると非常に柔らかく上品な香りだ。着けるのは1滴で十分。アルコールで希釈していないので5年、10年と長年使用できるという。平均価格は、15mLで13万〜14万円と高額。50種類の香りをそろえているが、ムエット、サンプルの配布は一切していない。「サロパ」では予約制で香りを試すことができる。

アジアで大人気「ヴァン クリーフ&アーペル」が再上陸

パリ発ジュエラー「ヴァン クリーフ&アーペル(VAN CLEEF & ARPELS)」のフレグランスが約10年ぶりに再上陸した。“アルハンブラ”などジュエリーの印象が強いが、中国をはじめアジアでは、フレグランスの単独店があるほど香水も大人気だという。フローラルから、さまざまな香りがあるが、どれも清潔感あふれる上品なものばかりで、日本でも人気が出そうだ。

ショコラティエとコラボした「テオブロマ パルファン」

チョコレート専門店「ミュゼ・ドゥ・ショコラ・テオブロマ(MUSEE DU CHOCOLAT THEOBROMA)」のショコラティエの土屋公二と調香師の中田真由美がコラボした「テオブロマ パルファン(THEOBROMA PARFUMS)」は、今年デビューしたばかりのブランド。チョコレートをはじめ、モンブランやラムレーズンなど人気のグルマン系の香りがバリエーション豊かにそろう。18日には土屋シェフが来場し、フレグランスの着想源になったチョコレートを販売。チョコレートとフレグランス、両方の世界観が楽しめるチャンスだ。

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