ファッション

高島屋が「ブジガヒル」と共にアップサイクルプロジェクトを実施 手持ちの古着をリメイクウエアに

高島屋は環境問題に向き合う取り組みとして、同施設のメンズセレクトショップ、CSケーススタディとウガンダ共和国の首都カンパラを拠点とするブランド「ブジガヒル(BUZIGAHILL)」のコラボレーションプロジェクトを実施する。

イベントホームページ

同プロジェクトは、高島屋の店頭で古着を受付した後、受け取った服とアフリカの古着を再デザインし、リメイクウエアとして販売するもの。複数出来上がったリメイクウエアのうち、1着は提供した人に、もう1着は一般商品として店頭で販売する。リメイク用古着の受付は10月9〜22日の期間で、出来上がったリメイクウエアの引き渡し、販売は2025年4月を予定する。場所は高島屋 日本橋、新宿、横浜、玉川、大阪、京都で実施する。

リメイクは「ピッティ」にも参加した「ブジガヒル」が担当

リメイクを担当するのは「ブジガヒル」のデザイナーのボビー・コラド(Bobby Kolade)。同氏は、「メゾン マルジェラ(MAISON MARGIELA)」や「バレンシアガ(BALENCIAGA)」で経験を積んだ後、先進国から寄付の名目で集まる大量の服を処理しきれず埋立地や廃棄ゴミになっている現状や、大量に流入する安価な古着が地元の繊維産業を圧迫しているというアフリカが抱える社会問題を起点に「ブジガヒル」を立ち上げた。2024年6月には、イタリアで開催されたメンズファッション最大規模の合同展、「ピッティ・イマージネ・ウオモ(PITTI IMMAGINE UOMO)」に初出展を果たした。

同氏は今回のプロジェクトに参加するにあたり、高島屋 横浜、大阪に来店予定で、トークショーとリメイク受注会を行う。

関連タグの最新記事

最新号紹介

WWDJAPAN Weekly

恒例の25年春夏トレンドブック 125ブランド・470枚の写真を収録した「常に手元に置いておきたい一冊」

11月11日発売の「WWDJAPAN」は、2025年春夏のパリ、ミラノ、ニューヨーク、そしてロンドン・コレクションの全てを詰め込んだトレンドブックです。今回掲載したのは、125ブランド・470枚の写真!キーワード(ムード)やアイテム、素材、色柄、ディテール、そしてバッグ&シューズのトレンドを分析し、余すことなくお伝えします。企画担当者はもちろん、最新トレンドをいち早くキャッチしたいマーケティング担…

詳細/購入はこちら

CONNECT WITH US モーニングダイジェスト
最新の業界ニュースを毎朝解説

前日のダイジェスト、読むべき業界ニュースを記者が選定し、解説を添えて毎朝お届けします(月曜〜金曜の平日配信、祝日・年末年始を除く)。 記事のアクセスランキングや週刊誌「WWDJAPAN Weekly」最新号も確認できます。

@icloud.com/@me.com/@mac.com 以外のアドレスでご登録ください。 ご登録いただくと弊社のプライバシーポリシーに同意したことになります。 This site is protected by reCAPTCHA and the Google Privacy Policy and Terms of Service apply.

メルマガ会員の登録が完了しました。