ファッション

TSIがイスラエルの自然派コスメ「ラリン」の日本代理店を傘下に

 TSIホールディングスは5月23日、ラリン・ジャパンの株式70%を取得すると発表した。買収価格は非公開。

 「ラリン」はイスラエルの死海のミネラルやシードオイルを使用したオーガニック・自然派化粧品ブランドとして1999年に誕生。ボディーケア、フェイスケア、バス&ソープ、雑貨などを扱う。日本には2011年上陸。表参道や心斎橋の路面店、ルミネエスト新宿、有楽町マルイなどを含め、全国で20店舗を持ち、2015年6月期で売上高は10億8700万円。TSIはジャパン社が手掛けるハワイの子会社に加え、シンガポール、マレーシアなどのアジア数カ国での優先交渉権も取得した。

 TSIホールディングスの齋藤匡司・社長は「オーガニック・自然派カテゴリーは成長分野として注目されている。『ラリン』は認知度も上がってきているので、我々の資金力や店舗開発力でもっと大きくなる可能性を秘めている。まずは5年で50店舗、30億円を目指す」と語る。

 ラリン・ジャパンは10年に設立。トニー・レヴィ社長が80%以上の株式を保有しており、11年2月からアジア1号店となるラリン表参道店で化粧品、香水などを輸入・販売していた。

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