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バッグの山一が自己破産申請へ 負債36億円

 バッグ卸の山一(代表者 岩崎泰典・名古屋市)は3月4日、名古屋地裁に自己破産手続きの準備に入った。帝国データバンクによると負債総額は約36億円。

 同社は洋傘卸の老舗として知られていたマルト長谷川が、2014年4月に旧・山一に買収され、同11月に同社を吸収合併して商号変更したもの。旧・山一は自社ブランド「アクタスカラーズ(ACTUS COLOR'S)」で女優の沢尻エリカやサッカー選手を起用した宣伝広告を展開し、百貨店や量販店に販路を拡大。15年10月期には売上高約48億円を計上していた。だがマルト長谷川はデリバティブ関連の損失計上で債務超過になっていた上、本社ビルの新築に伴い、借入金が膨らんでいた。さらに昨今の円安による仕入コストの増大から十分な利益を残せず、借入金の返済負担が重荷となり、今回の事態に及んだ。

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