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阪急本店も「売上高4000億円」ぶち上げ カギは海外富裕層との関係深化

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エイチ・ツー・オー リテイリングは15日、2027年3月期を最終年度とする新中期経営計画を発表した。目標値として総額売上高1兆2360億円(24年3月期は1兆739億円)、営業利益320億円(同262億円)を掲げた。成長のドライブはインバウンドを追い風に好調の百貨店事業で、中でも「海外富裕層ビジネス」の拡大が焦点。旗艦店の阪急本店の売上高は4000億円(同3140億円)をマイルストーンにする。

海外富裕層売上高と
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都心部の店舗では、円安を追い風に訪日客による記録的な好況が続いている。阪急本店の免税売上高は、同店の売上高全体のおよそ2割に相当する638億円に達した。ただ、為替変動などにより潮目が大きく変わるリスクもある中では、現状のバブルの恩恵を受けるばかりでなく、優良顧客といかに長く太い関係を作るかが重要になる。

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