ビューティ

「プリシラ」のメイクを再現 キーポイントは“つけまつげ”

この動画は、著名人や映画の登場人物のメイクやファッションにファーカスし、再現。時代やカルチャーを象徴するメイクに現代らしい今のトレンドメイクを掛け合わせたメイク術を紹介する。

今回のテーマは、4月12日にTOHO シネマズ シャンテ他で全国ロードショーとなるソフィア・コッポラ(Sofia Coppola)監督の最新映画「プリシラ」の主人公、プリシラのメイクを西亜莉奈メイクアップアーティストに再現してもらい、メイク術を聞く。

本作は60年代から70年代の、ヘアメイクが目まぐるしく変化した10年間が舞台になっている。プリシラのトレードマークであるはね上げたアイラインはもちろん、時代を象徴するヘアやメイクも再現されている。
また、時代とともにプリシラの心情の変化がヘアメイクで表現させているところも見どころだ。

ポイント1 ベース

肌の色よりワントーン暗い色を使用する

ポイント2 アイメイク

アイメイクはプリシラを再現するにあたって、1番重要なポイント

60年代はとにかくアイメイクを濃く、目立たせるメイクアップが流行していた。
その背景も劇中のプリシラメイクでは表現されているため、アイシャドウはグレー、アイラインは黒を使用し、目元は濃く、暗い色で統一する。

ふさふさつけまつ毛をつける

つけまつ毛は、黒の毛量の多いまつ毛をつけることで、一気にプリシラの目元に近づける。

出産時にもつけまつ毛をつけていたと著書で書かれており、それだけつけまつ毛は彼女の必須アイテムだった。劇中でもつけまつ毛をつけるシーンを見ることができる。

最後に粘膜と下のアイラインの間、目尻にハイライトを入れることによって目元に立体感をもたせる。

ポイント3 チーク

立体的に引き締めるようにチークをする

頬骨から全体に淡いピンクのチークをのせる。

ポイント4 リップ

目元を主張させるため、リップの色は控えめに

グロスは全体ではなく、中央のみ塗るのがポイント。

メイクアップ完成

映画概要

ガーリーカルチャーの先駆者として、ファッション業界はもちろん、世界に注目されるソフィア・コッポラの最新作。ソフィア・コッポラがフォーカスしたのは、誰もが憧れるスーパースターエルヴィス・プレスリーと恋に落ちた少女プリシラ。魅惑と波乱の日々をプリシラの視点で繊細に美しく描いている。
ベネチア国際映画祭最優秀女優賞受賞、ゴールデングローブ賞主演女優賞ノミネート。プリシラを演じたケイリー・スピーニー(Cailee Spaeny)の繊細な演技にも注目。

『プリシラ』 
公開日:4月12日(金)TOHOシネマズ シャンテほか全国公開
配給:ギャガ
>公式サイト

MAKEUP : ARINA NISHI
HAIR : TENJU OZAKI
PHOTOS : SHIORI OTA
MODEL : NAHO MORIMIYA(NUMBER EIGHT)

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