ファッション

「トリー バーチ」「マイケル・コース」に続き、「デレク ラム」もコスメを発売

 エスティ ローダーは2014年1月、ニューヨークのファッションブランド「デレク ラム(DEREK LAM)」とコラボレーションした限定メイクアップキットを発売する。デザイナーのデレク・ラムが手掛けたネイビーのサテン地のハードクラッチに、アイクレヨン、マスカラ、アイシャドウ、リップカラー、グロスの全5品がセットになっていて、価格は85ドル(約8300円)。北米では約100店、それ以外の地域では約80店と販路を厳選して展開予定。業界筋は初年度小売り売上高を100万ドル(約9800万円)と予測する。

 今回のカラーコスメは、トム・ペシュー=エスティローダー クリエーティブ・メイクアップ・ディレクターの監修のもとに誕生した。「デレク ラム」のファーストシーズンからトムはバックステージをサポートしていて、8シーズン目に突入した。9月8日に行なわれた2014年春夏コレクションでは、この限定キットを使用したという。「女性は朝と夜でメイクを変えたくても、忙しくて直す暇がないだろ?だから1つのパレットで仕事のメイクもアフターファイブのメイクもできればいいと思った」と語り、ショーではモデルが登場する1ターン目、2ターン目、3ターン目で徐々にアイメイクを濃く重ねていくメイクを披露した。ラムは「私の洋服はミニマルを追求しているといわれるが、メイクにおいてはトムとともにその先を目指した。メイクアイテムもワードローブの一部として使ってほしい」と語った。

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