ビューティ

【新作1位まとめ】憧れの「シャネル」や「スック」がトップに!「WWDBEAUTY 2023下半期ベストコスメ」メイクアップ編

百貨店・セミセルフ、バラエティー・ドラッグストア、ECで2023年下半期(5~10月)に売れた商品を調査し、“本当に売れているもの”をまとめた「WWDBEAUTY 2023下半期ベストコスメ」。その中から、メイクアップカテゴリーで1位に輝いた商品だけをまとめて紹介する。

23年下半期は、「シャネル(CHANEL)」や「スック(SUQQU)」などのデパコスブランドはもちろんのこと、「ウォンジョンヨ(WONJUNGYO)」、「ヴィセ(VISEE)」などのSNSで話題になっているプチプラブランドも存在感を放った。

【アイメイク部門1位】

<百貨店部門>
「シャネル(CHANEL)」
“レ キャトル オンブル ビザンス”

宝石のような存在感を放つしパレット

新商品の百貨店で首位を獲得したのは「シャネル(CHANEL)」の“レ キャトル オンブル ビザンス”。限定発売した4色パレットのカラーが普段使いしやすいと好評の声が集まった。ガブリエル・シャネルのジュエリーの色彩に着想したアイシャドウで、ケースの内側には「シャネル」のカフブレスレットを彷彿とさせる、槌目仕上げデザインのゴールドカラーを施し、ケース自体も宝石のような存在感を放つ。(限定4色、各9680円)

<バラエティー・ドラッグストア部門>
「ウォンジョンヨ(WONJUNGYO)」
“デイリームードアップパレット”

“捨て色”なしのコーラル系パレット

涙袋メイクの第一人者として知られるメイクアップアーティストのウォンジョンヨがプロデュースした7色のアイシャドウ&チークパレット。異なる3つの質感で、アイシャドウや涙袋メイクのほかチークやハイライトなどにも使用でき、ヘルシーなコーラルカラーでかわいらしい目元に仕上がる。「捨て色なしという声も多く、売り上げを伸ばした」(舩津久子・東京ドーム ショップイン 商品開発主任)と、支持を集め1位を獲得した。(新1色、2420円)

<EC部門>
コスメデコルテ(DECORTE)
“アイグロウジェム スキンシャドウ”

単色アイカラーで簡単に上品な目元が完成

ブランドを代表する単色アイシャドウがリニューアル。弾力のある使用感「バウンシータッチ」が特徴だ。「しっかり密着し、よれないだけでなく、発色、艶までも長時間持続。簡単に上品な目元を作ることができる」(時井統子・大丸松坂屋百貨店 MDコンテンツ開発第2部 ビューティ&ウェルネス DEPACO担当バイヤー)と高く評価した。(全30色、各2970円)

<EC部門>
「スナイデルビューティ(SNIDEL BEAUTY)」
“フェイス スタイリスト”

SNSでバズりまくった高感度アイパレット

「コスメデコルテ」の単色アイシャドウと同立1位を獲得。選りすぐのベージュを中心に、マットからパールまで幅広い質感で、洗練されたカラーをそろえたアイカラーパレット。「アイシャドウパレットはSNSで発売前から話題に。2022年記録的にヒットした限定カラー“01 Iconic Beige”が待望の定番化ということで、急速に売れた」(木暮彩子・ZOZO カテゴリ推進部コスメブロック ブロック長)ことが好調の一因だった。(新2色、各6380円)

【リップ部門1位】

<百貨店部門>
ナーズ(NARS)
“アフターグロー センシュアルシャイン リップスティック”

指名買いが多くヒットしたハイブリッドリップ

“アフターグロー センシュアルシャイン リップスティック”は、塗るたびに唇に立体的な艶と潤いを与え、カラーとケア成分を融合させたハイブリッドなリップスティック。指名買いが多くヒットした。唇に潤いを与える独自のフォーミュラで、スムースに伸びる心地よいテクスチャーを実現。シアバターが潤いをキープする、グロー・トゥ・リップフォーミュラを新たに採用した。“208”、“321”、“888”の3色が人気を集めた。(全10色、各4400円)

<バラエティー・ドラッグストア部門>
オペラ(OPERA)
“リップティントN”

長年愛されているリップティント

高発色で色持ちが良く、透け感も楽しめるリップティント。ひと塗りで美しく発色するが、濃さを感じさせない透明感のあるカラーが特徴だ。ティント処方で唇そのものが色づいたようなナチュラルな仕上がりに。新色として仲間入りした“19”に支持が集まった。「長年、新作の色が出るたびに売れているブランド」(髙野真季・ハンズ広報部)と、トレンドを捉えた限定色や新色を展開し続けている。(全10色うち新1色、限定1色、各1760円)

<EC部門>
「ヴィセ(VISEE)」
“ネンマクフェイク ルージュ”

“粘膜リップ”で注目を集めたリップスティック

血色感を自然に高め、センシュアルで印象的な唇に仕立てるスティックルージュ。唇に滑らせると、2層に分離する独自のラスティング処方を採用した。ヒアルロン酸やスクワランの保湿成分と、艶アップや色持ちをかなえる粘膜色フィルムコート成分を配合し、滑らかな質感で艶やかな唇を演出する。(全6色、各1540円)

【ベースメイク部門1位】

<百貨店部門>
「スック(SUQQU)」
“ザ ルース パウダー”

薄羽衣のようなふんわりフェイスパウダー

しっとり感と軽やかな仕上がりを追及したルースパウダー。ファンデーションの艶を生かし、繊細なパールで肌に自然な明るさを与える。「ミスティピンクカラーのパウダーが肌を自然にトーンアップし、粉っぽくならず化粧崩れもしにくいと人気」(温品龍・そごう・西武 リーシング本部 リーシング一部 コスメ担当)と、売り上げを伸ばした。(20g、1万1000円)

<バラエティー・ドラッグストア部門>
「ウォンジョンヨ(WONJUNGYO)」
“トーンアップベース NA”

透明感のある肌に補正するブルー下地

韓国の人気メイクアップアーティスト・ウォンジョンヨが手掛けるトーンアップ下地の新色“01 スカイブルー”。肌の潤いを保ちながら、滑らかで透明感のある肌へ補正する。「“トーンアップベース”から、艶感がアップするナチュラルタイプが発売した。軽い付け心地でありながら、日常の紫外線もカットしてくれる便利なアイテム」(田中勇・ロフト 商品本部 健康雑貨部 企画担当)、「シルバーパール入りのブルーカラーの下地は、黄みを補正して透明感がアップする」(加藤悠里・プラザスタイル 商品二部 H&B課 課長)と評価された。 [SPF43・PA+++](25g、1430円)

<EC部門>
「スック(SUQQU)」
“ザ ルース パウダー”

ECでも支持された「スック」のパウダー

EC部門でも1位を獲得。しっとり感と軽やかな仕上がりを追及したルースパウダー。ファンデーションの艶を生かし、繊細なパールで肌に自然な明るさを与える。「透明感と艶のある肌を叶えるルースパウダー。付けた後の粉っぽさがなく、毛穴や小じわをソフトフォーカスし、つるんと輝く肌へ導く」(時井統子・大丸松坂屋百貨店 MDコンテンツ開発第2部 ビューティ&ウェルネス DEPACO担当バイヤー)と、好評だった。(20g、1万1000円)

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