「WWDBEAUTY 2023下半期ベストコスメ」
を発表!
新商品の百貨店で首位を獲得したのは「シャネル(CHANEL)」“レ キャトル オンブル ビザンス”。限定発売した4色パレットのカラーが普段使いしやすいと好評の声が集まった。ドラッグストア・バラエティーショップ1位には、「ウォンジョンヨ(WONJUNGYO)」の人気パレット“デイリームードアップパレット”の新色がランクイン。ヘルシーなコーラルでかわいらしい印象の仕上がりに。EC1位の「スナイデル ビューティ(SNIDEL BEAUTY)」“フェイス スタイリスト” は2022年記録的にヒットした限定カラーが定番化して売り上げを伸ばした。色味が支持された3品に対して、EC同率1位の「コスメデコルテ(DECORTE)」“アイグロウジェム スキンシャドウ”は密着感や持続性など機能面で人気を獲得した。
百貨店・セミセルフ
1位
“レ キャトル オンブル ビザンス”
「シャネル(CHANEL)」
ガブリエル・シャネルのジュエリーの色彩に着想したアイシャドウ。ケースの内側は、シャネルのカフブレスレットを彷彿とさせる、槌目仕上げデザインのゴールドカラーを施し、ケース自体も宝石のような存在感を放つ。(限定4色、各9680円)©CHANEL
\ バイヤーズコメント /
パッケージのリュクス感や何通りも楽しめるカラーで人気だ」(松原麻美・銀座三越化粧品バイヤー)、「限定発売された4色パレット。合わせやすく、普段使いしやすいカラー」(水島加奈子・岩田屋三越 化粧品・宝飾時計営業部 アシスタントマーチャンダイザー)、「昨年売り上げ増のアイメイクは、リップの需要が高まった夏にかけて一時陰りを見せたが、新商品や限定品を中心に買い足す顧客が多く売り上げ上位に」(多田恭子・札幌丸井三越 ライフスタイル&ビューティー商品部 マーチャンダイザー)といった理由から売り上げを伸ばした。
2位
“アイ カラー クォード”
「トム フォード ビューティ(TOM FORD BEAUTY)」
4色のカラーハーモニーで構成され、ソフトルックからボールドルックまで、さまざまなルックを楽しめる。(新3色、1万2980円)
\ バイヤーズコメント /
「カラーラインアップの中でも、“42A ヘイズィ センシュアリティ”が一番人気を誇っている」(南瀬奈・大丸神戸店化粧品担当サブマネージャー)。
3位
“クチュール ミニ クラッチ”
「イヴ・サンローラン(YVES SAINT LAURENT)」
ジュエリーのようにきらめく、高密着・高発色のアイシャドウパレット。(新5色、限定1色、各9900円)
\ バイヤーズコメント /
「“500 メディナ グロウ”は、トレンド感のあるピンク系のメイクができるカラー配色。“100 ストラ ドールズ”はベーシックで使いやすいカラーで支持が高い」(中尾絵莉・三越伊勢丹 伊勢丹新宿店 化粧品バイヤー)、「ダイアモンドのような輝きが美しいアイシャドウ。パケのかわいらしさも人気の秘訣。愛らしいローズ系カラーが人気だ」(三原薫子・松屋 ショップMD部 MD1課 化粧品バイヤー)と、絶妙カラーとパッケージが高く評価された。
バラエティー・ドラッグストア
1位
“デイリームードアップパレット”
「ウォンジョンヨ(WONJUNGYO)」
涙袋メイクの第一人者として知られるウォンジョンヨがプロデュースした7色のアイシャドウ&チークパレット。異なる3つの質感で、アイシャドウや涙袋メイクのほかチークやハイライトなどにも使える。(新1色、2420円)
\ バイヤーズコメント /
「数ある多色パレットの中でも、マルチに使える超優秀パレット。メイク初心者でも陰影や質感が出せてチュラルに盛れると好評だ。『中顔面短縮メイク』など、マスクを外した時のあらを隠しアイテムとして大優勝。新色の“03 ブロッサムコーラル”は今までよりしっかりした配色で、特にイエベ肌の顧客が絶賛する。捨て色なしという声も多く、売り上げを伸ばした」(舩津久子・東京ドーム ショップイン 商品開発主任)と支持を集め1位を獲得した。
2位
“パーフェクトカールロックベース”
「ピメル(PMEL)」
強力カール×繊細セパレートで、まるでまつげパーマのような仕上がりをかなえるマスカラベース。(1100円)
\ バイヤーズコメント /
「人気美容系クリエイターのありちゃんのアドバイスで商品開発した“うそつき”シリーズ。カール力がありながら、繊細にセパレートまつ毛を作れる。まるでまつ毛パーマしたようなうそつき下地だ」(田中勇・ロフト 商品本部 健康雑貨部 企画担当)とコロナ禍を経ても目元をクローズアップしたメイクアイテムは好調を維持する。
3位
“ベージュトーンアイシャドウ”
「セザンヌ(CEZANNE)」
ラメ・パール・マットの3質感からなる4色アイシャドウ。肌なじみが良いベージュを基調とし、自然にまぶたを強調して奥行きを演出する。(新1色、748円)
\ バイヤーズコメント /
「使いやすいベージュトーンのアイシャドウシリーズから、新色“05ライラックベージュ”が発売した。今までの色味より明るく、特にブルべのお客さまに人気だ」(富田美貴子・MCCマネジメント 商品部化粧品課)
3位
“ハンオールブロウカラ”
「ロムアンド(ROM&ND)」
カラーバリエーションが豊富で、なりたいムードに合わせて選べる眉マスカラ。眉毛1本1本に密着し、毛流れを整えて自然な立体感を演出する。(全4色、各1210円
\ バイヤーズコメント /
「発売前からSNSで話題沸騰だったアイブロウマスカラ。他にはないあか抜けおしゃれカラーと、満遍なく色がのりやすいと人気」(加藤悠里・プラザスタイル 商品二部 H&B課 課長)と好調に推移した。
EC
1位
“アイグロウジェム スキンシャドウ”
「コスメデコルテ(DECORTE)」
ブランドを代表する単色アイシャドウがリニューアル。弾力のある「バウンシータッチ」が特徴の艶アイカラー。(全30色、各2970円)
\ バイヤーズコメント /
「しっかり密着し、よれないだけでなく、発色、艶までも長時間持続。簡単に上品な目元を作ることができる」(時井統子・大丸松坂屋百貨店 MDコンテンツ開発第2部 ビューティ&ウェルネス DEPACO担当バイヤー)と高く。
1位
“フェイス スタイリスト”
「スナイデル ビューティ(SNIDEL BEAUTY)」
選りすぐのベージュを中心に、マットからパールまで幅広い質感で、洗練されたカラーをそろえたアイカラーパレット。(新2色、各6380円)
\ バイヤーズコメント /
「アイシャドウパレットはSNSで発売前から話題に。2022年記録的にヒットした限定カラー“01 Iconic Beige”が待望の定番化ということで、急速に売れた」(木暮彩子・ZOZO カテゴリ推進部コスメブロック ブロック長)ことが好調の一因だった。
3位
“ミネラルクラッシィシャドー”
「エトヴォス(ETVOS)」
パウダーなのにしっとりと柔らかくまぶたにフィットする。全5色の中でもピンクモーブパレットの“フレンチフィグ”が一番人気。(全5色、各4620円)
\ バイヤーズコメント /
「敏感肌にもやさしいアイシャドウで、大人女性を中心に高評価を得ているアイテム」(木暮彩子・ZOZO カテゴリ推進部コスメブロック ブロック長)とミネラルメイクに支持が集まった。
3位
“アイ エンハンシング プライマー”
「スック(SUQQU)」
2023秋冬カラーコレクションで発表した目元用プライマー。アイメイクの下に仕込むことで、質感キープ、発色アップ、ヨレ軽減に活躍。ヒアルロン酸ナトリウムやホホバ種子油、スクワラン(植物性)と3種の美容成分を配合する。(全13色、各3850円)
3位
“ハンオールブロウカラ”
「ロムアンド(ROM&ND)」
カラーバリエーションが豊富で、なりたいムードに合わせて選べる眉マスカラ。眉毛1本1本に密着し、毛流れを整えて自然な立体感を演出する。人気色の“05 ダスキーローズ”は、ほのかなピンクのローズカラー。(全4色、各1210円)
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TEXT:MISA KOTAKE
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