「WWDBEAUTY 2023下半期ベストコスメ」
を発表!
新商品の百貨店・セミセルフで首位を獲得した「SK-Ⅱ」の“スキンパワー アドバンスト クリーム”は今夏、ブランドのアイコン的存在の1つでもあるクリームが進化した。「3年ぶりの新商品で、発売のタイミングに開催したイベントは認知拡大に貢献」「予防美容に着目し、効果が高いとSNSや雑誌で話題になった」など、成分や処方のパワーアップしたことに加え、キットを中心に限定品なども多く発売し、売り上げに貢献した。ドラッグストア・バラエティーショップでは昨今、注目を浴びているレチノール類をキー配合した「エリクシール(ELIXIR)」の“レチノパワー リンクルクリーム”が首位を獲得。純粋レチノールを処方し、シワ改善にも働くと話題を集めた。
百貨店・セミセルフ
1位
“スキンパワー アドバンスト クリーム”
「SK-Ⅱ」
ハリの低下、乾燥による小ジワ、キメの乱れ、毛穴の目立ちを引き起こす乾燥状態に着目。それを “エイジングの火種”とし、キンレンカエキス(整肌成分)とシャクヤクエキス(ハリケア整肌成分)を配合する、美容クリーム。ブランド独自のピテラ™にサイエンスを掛け合わせ、新エイジングシリーズに2品を加えて拡充した。(50g、1万7050円/80g、2万4200円※編集部調べ)
\ バイヤーズコメント /
「べた付きが少なく、使用した翌朝肌のふっくら感を感じるとの声が多い」(松原麻美 銀座三越化粧品バイヤー)「発売のタイミングで実施したイベントで認知が拡大した。各キットにミニサイズが付き、そこからのエントリーも多かった」(温品龍・そごう・西武 リーシング本部 リーシング一部 コスメ担当)と注目を浴びた。
2位
“AQ アブソリュート エマルジョン マイクロラディアンス”
「コスメデコルテ(DECORTE)」
シグネチャーラインの誕生から33年目の今年、“心の幸福感と美しい肌の関係”に着目して進化。独自の“肌・感度(skin responsiveness)”を研磨し、生体内に存在するプロテオグリガンの一種のコンドロイチン硫酸(保湿)を新たに配合。光を放つような肌をかなえる。(200mL、各1万1000円)
\ バイヤーズコメント /
「艶肌を作り上げると発売前から問い合わせが多数あった」(藤沢陽子・東急百貨店 ファッション雑貨事業部 ビューティー自主MD部 ビューティー担当バイヤー)「CMの効果で新規のお客さまが増えた」(池原啓太 天満屋 特選・婦人雑貨担当 課長)などの声から、発売前から訴求に注力したことも売り上げに貢献した。
3位
“スキンパワー アドバンスト エアリークリーム”
「SK-Ⅱ」
ハリの低下、乾燥による小ジワ、キメの乱れ、毛穴の目立ちを引き起こす乾燥状態に着目。それを “エイジングの火種”とし、キンレンカエキス(整肌成分)とシャクヤクエキス(ハリケア整肌成分)を配合する乳液状美容クリーム。ブランド独自のピテラ™にサイエンスを掛け合わせた。さらっと軽い質感が特徴。(50g、1万7050円/80g、2万4200円※編集部調べ)
\ バイヤーズコメント /
「予防美容の考えを搭載した賢いクリーム」(南瀬奈・大丸神戸店化粧品担当サブマネージャー)とコメント。首位の美容クリームとともに高い支持を得た。
バラエティー・ドラッグストア
1位
“レチノパワー リンクルクリーム”
「エリクシール(ELIXIR)」
17年の誕生以来、6年ぶりにリニューアルして進化。シワ改善効果の認められた純粋レチノールを配合した部分用クリーム。肌奥へとシワが進行するメカニズムに着目し、独自成分レチナジーエッセンス(保湿・肌なめらか)を新たに配合した。目もとや口もと、首などのシワをパワフルにケア。【医薬部外品】(S・15g、6490円/L・22g、8690円※編集部調べ)
\ バイヤーズコメント /
「滑らかな使用感と確かな手ごたえが人気。Lサイズが売れている」(富田美貴子・MCCマネジメント 商品部化粧品課)とコメント。昨今レチノールは注目を浴びるが、人気ブランドの“純粋レチノール”を用いたパワフルな処方で売り上げを伸ばした。
2位
“生ビタミンCクリーム”
「ユンス(YUNTH)」
生ビタミンC(アスコルビン酸=保湿成分)とツボクサ由来のTECA®︎(ツボクサエキス=整肌))をキー配合した、潤いを閉じ込めながら肌を守る次世代クリーム。敏感肌でも使える低刺激処方を採用した。(30g、3960円)
\ バイヤーズコメント /
「『ユンス』から待望のクリームが発売するとあって、美容液を使用している既存客を中心に好調な売り上げとなった」(舩津久子・東京ドーム ショップイン 商品開発主任)とコメント。客の声に応え、べたつかずなじみやすいクリームが誕生した。
2位
“プレナム ディープホールド クリーム”
「Nオーガニック(N ORGANIC)」
植物の力とサイエンスの力で、大人の5大肌悩みに全方位アプローチするブランド最高峰シリーズが誕生。乾燥やくすみ、シミ、シワ、弾力に働きかけるクリームは、潤いを守り弾力のある肌を求めて、和歌山県産のザクロ果実エキスを配合。(47g、9900円)
\ バイヤーズコメント /
「その名の通り潤いをホールドできるクリームは、こっくりとしたテクスチャーで弾力感のあるハリ肌をかなえる。 “プレナムシリーズ”でライン使いし、最後にクリームでしっかり保湿がおすすめ」(田中勇・ロフト 商品本部 健康雑貨部 企画担当)と話す。シリーズには、化粧水と目元美容液を備える。
2位
“セラキュア センシティブミルク”
「セララボ(CERALABO)」
グリセリンフリー・油脂フリー処方の保湿ミルク。柔らかい肌あたりで伸びがよく、しっとりしつつもべたつかない軽い使用感が特徴。グリセリン、油脂(油脂構造=トリグリセリド)、エタノール、着色剤、植物エキス、香料、精油を用いないことにこだわった処方は混合や脂性肌の保湿剤として活躍。ホホバ種子油やスクワランのエモリエント成分に、アミノ酸15種(NMF=保湿)などで構成する。(80mL、2700円)
\ バイヤーズコメント /
「べたつきが苦手でグリセリンフリーのスキンケアを探しているけど乾燥も気になる、という人に向けたグリセリンフリーの乳液」(髙野真季・ハンズ広報部)と、毛穴の開きの気になる敏感肌にも活躍する。
EC
1位
“スキン PFCT コンパクト クリーム N”
「ジバンシイ(GIVENCHY)」
多くの注目を浴びた“持ち運べる100%スキンケア”がアップデートしてリニューアル。保湿ケアにUVプロテクション機能を備えたポータブルクリームが外出先でのケアをスピーディーでスマートにする。肌の底力に着目し、グレープフルーツ果実エキスやサンショウモドキ種子エキスから成るビタミン ブレンド コンプレックス(整肌)を配合。肌に潤いと血色を感じさせる輝きをチャージする。[SPF30・PA++](12g、9680円)
2位
“レチノパワー リンクルクリーム”
「エリクシール(ELIXIR)」
発売して間もない、人気の新作はバラエティー・ドラッグストアで首位を獲得。17年の誕生以来、6年ぶりにリニューアルして進化した。シワ改善効果の認められた純粋レチノールを配合した部分用クリーム。肌奥へとシワが進行するメカニズムに着目し、独自成分レチナジーエッセンス(保湿・肌なめらか)を新たに配合した。目もとや口もと、首などのシワをパワフルにケア。(S・15g、6490円/L・22g、8690円※編集部調べ)
3位
“AQ アブソリュート エマルジョン マイクロラディアンス”
「コスメデコルテ(DECORTE)」
シグネチャーラインの誕生から33年目の今年、“心の幸福感と美しい肌の関係”に着目して進化。独自の“肌・感度(skin responsiveness)”を研磨し、生体内に存在するプロテオグリガンの一種のコンドロイチン硫酸(保湿)を新たに配合。光を放つような肌をかなえる。(200mL、各1万1000円)
3位
“薬用リンクル乳液 ホワイト”
「なめらか本舗」
2004年に誕生したブランドで、シリーズ累計販売個数2億個を突破(04〜23年4月時点)。ナイアシンアミド、ピュアレチノールを配合した薬用シワ改善&シミ対策乳液は、肌にすーっと馴染み弾力感のある肌に導く。【医薬部外品】(150mL、1210円)
\ バイヤーズコメント /
「ナイアシンアミド、ピュアレチノール配合を配合した美白乳液。ここまで注目の成分がそろった乳液は他にはあまりないとしてSNSでも注目されている」(アマゾン担当者)。
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TEXT:AKIRA WATANABE
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