「SK-II」は7月20日、新美容液“フェイシャル トリートメント セラム”を発売する。ストレスによって進行する肌老化に着目した製品で、独自のマイクロオイルビーズを配合した処方を採用。“ロックせよ、美しさ”をコンセプトに掲げ、潤いのある柔らかな肌印象へ導く。価格は30mLが1万9910円 、50mLが2万9920円(編集部調べ)。
同製品の最大の特徴は、「SK-II」独自の「マイクロ流体テクノロジー」を採用した点だ。50mLの製品中に、粒径約0.7ミリメートルのマイクロオイルビーズを約1万6000個配合。美容成分をビーズ状にすることで、使用時までフレッシュな状態を保つ設計とした。また、セラムのベース部分にはブランド独自成分である「ピテラ」を配合し、50種類以上のビタミンやアミノ酸、ミネラルを含み、肌を整える。
一般的なカプセル型ビーズと異なり、同製品のマイクロオイルビーズはシェルといわれる外殻を持たないのが特徴。肌にのせた瞬間にビーズが滑らかに崩れ、美容成分が広がることで、べたつきを抑えた軽やかな使用感に仕上げた。テクスチャーは200回以上の試作を重ねて開発。「SK-II」製品では初というミズナラに着想を得たウッディフローラルの香りを採用するなど、感性面にもこだわっている。パッケージは南京錠をモチーフに、「美しさをロックする」というメッセージを視覚化した。
開発の背景には、同社が進めてきたストレスと肌の関係に関する研究がある。肌老化の要因の約8割は遺伝以外の環境要因によるとされ、その中でも生活習慣やストレスの影響が大きいという。「SK-II」によると、20〜49歳の女性250人を対象とした調査では、ストレスレベルが高い群は低ストレス群に比べ、キメの乱れが約20%悪化し、毛穴の目立ちは約1.4倍、シワ・小ジワは約1.5倍に増加したとする結果が得られた。乾燥による赤みの増加も確認され、ストレスが複数の肌指標に影響を及ぼすことが示されたという。
さらに、ストレスは細胞レベルや遺伝子発現にも影響を及ぼす可能性があるという。「SK-II」は数千規模の遺伝子解析を通じてそのメカニズムを検証した。研究開発本部のチン・ゾイ氏は「肌は体質だけで決まるものではなく、日々の生活やストレスの影響を大きく受ける。適切なケアによって未来の肌は変えられる」と述べた。