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連載 エディターズレター:FROM OUR INDUSTRY 第82回

本当に「制約があると、クリエイティブになれる」のか?

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サステナビリティとクリエイションに関する取材をしたり、話を聞いたりしていると「(環境負荷をなるべくかけないという)制限があるからこそ、クリエイティブになれる」という話を聞きます。

本当でしょうか?天邪鬼かもしれませんが、制約がない方がやっぱりクリエイティブになれるのでは?どうも私は、こんな風に考えているフシがありました。

そんな考えが揺らぎ始めたのは、実はつい最近。未来予報という会社に出合ってからです。この未来予報という会社は、アメリカで行われるマルチメディアフェスティバル「サウス・バイ・サウスウエスト(SXSW)」の日本における事務局も務めています。未来を測るのではなく、謀ることで、想像の連鎖を生み出すことをミッションに掲げ、データをインプット、ワークショップをファシリテートするなどして、私たちを未来志向にアップデートしてくれる会社です。ちなみに「未来予報」という名前は、正式名称です。電話には、「お電話ありがとうございます。未来予報です」って出るんでしょうね(笑)。

先日、そんな未来予報の共同創業者にお話を聞く機会がありました。詳細は、少し先の未来を皆さんと一緒に考えるためにお届けする「WWDJAPAN」の1月8日号を楽しみにしてください。私の冒頭のギモン「制約がない方がやっぱりクリエイティブになれるのでは?」に対し、宮川麻衣子共同創業者は、こう答えます。少し抽象的な話かもしれませんが、一緒に考えてみましょう。

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