ビューティ

SUMIREが透き通る肌をキープするコスメの見つけ方 「SNSでワード検索し自分の肌に合う商品と出合う」

PROFILE:SUMIRE/モデル・俳優

(すみれ)1995年生まれ、東京都出身。2014年からファッション誌「装苑」の専属モデルを務める。18年に「サラバ静寂」で映画デビューし、活躍の場を広げる。テレビ東京ドラマチューズ!枠「THE TRUTE」(毎週火曜深夜24:30〜放送)に出演中

透明感のある肌にオリーブグリーンの瞳が印象的なモデル・俳優として活躍するSUMIREは、2014年からファッション誌「装苑」の専属モデルに起用されるなど、ファッションセンスは群を抜く。ビューティでは敏感に傾きがちな自身の肌と向き合い、SNSなどによる化粧品に関する情報収集を軸に愛用品を決め、透き通るような肌をキープする。

WWD:コスメとファッションの連動は必須?

SUMIRE:ファッションとビューティどちらも同じくらい好きなんです。おしゃれな服を着ていたら、メイクしていた方が映えますし、メイクをばっちりして普段着でもいいですよね。どちらも補い合う関係のような気がします。

WWD:普段のスキンケアで気をつけていることは?

SUMIRE:敏感肌で乾燥肌なので、季節に関係なくクリームやオイルを肌が艶々になるぐらいたっぷり塗布します。秋冬はオイルを塗ってからシートパックを毎日していますね。シートパックは「メディヒール(MEDIHEAL)」「アビブ(ABIB)」など、保湿効果が高いので韓国コスメブランドを愛用しています。朝はシートパックをした後に、「ニールズヤードレメディーズ(NEAL'S YARD REMEDIES)」の化粧水“フェイシャルミストFH”、「エッフェ オーガニック(F ORGANICS)」の乳液“ブライトニングミルク”、日焼け止め“UVプロテクトミルク50プラス”の順で使うのがルーティンですね。

WWD:メイクのこだわりは?

SUMIRE:ベースメイクはファンデーションをあまり使用せず、日焼け止めの後に気になる箇所に「ビズゥ(BISOU)」のコンシーラーでカバーし、フェイスパウダーで仕上げています。カラーメイクは普段アイラインを主張するような強い印象は好まず、マスカラとチークだけにとどめることが多いですね。カラーマスカラが好きで、赤やオレンジ、白などを選びます。最近お気に入りのチークは「ナーズ(NARS)」の“アフターグロー リキッドブラッシュ”(色番02799)で、リキッドタイプなんですが、指でなじませるとすごくナチュラルな仕上がりになるんですよ。アイシャドウを使う場合は「シャネル(CHANEL)」の商品を愛用しています。

WWD:「WWDBEAUTY」12月25日号の表紙はSUMIREさんの赤い髪を生かし、赤の世界で統一した。ヘアスタイル・ヘアケアのこだわりについては。

SUMIRE:少し前の髪色はピンクだったのですが、退色が進み新しい色を美容師さんに相談したら赤が似合うのでは?とアドバイスをもらい、赤を選びました。髪色をキープするために「ソマルカ(SOMARCA)」の“カラーシャンプー”や“カラーチャージ”を使いますが、ドラッグストアなどで購入した商品も日常的に使っています。セットには、「オーウェイ(OWAY)」のヘアオイル“グロッシーネクター”がイチオシです。軽いつけ心地で使いやすいですね。

WWD:「WWDBEAUTY」やビューティ誌のベストコスメは気になる?

SUMIRE:「WWDBEAUTY」2023年上半期の紙面を見ると自分が使っていたり、知っていたりする商品がわりと掲載されていたので親近感が湧きました。ベスコスを獲得した商品を店舗で見ることもあり気になったりしますが、肌が敏感なため自分に合うかは未知数なんです。新しい商品を試す際は、まずインスタやXでワード検索します。「コスメ、評判がいい、肌にいい」などで検索し、そこから気になる商品を調べ、百貨店やドラッグストアに行き、タッチアップしたりしています。

WWD:今後取り入れたいコスメは?

SUMIRE:ミストタイプ化粧水ですね。きめ細かいミストの方が肌への浸透や保湿力が高いという記事を目にするので、乾燥肌の持ち主としては気になります。自分に合うミスト化粧水を探してみたいですね。韓国ブランドではシカ成分を配合している商品が多いので注目しています。


Cover’s Makeup point

村上綾/メイクアップアーティスト

表紙のSUMIREさんの肌は、ベストコスメを受賞した商品を多用して表現しました。ベースは作った肌というより整えられた肌を意識し、パウダーを塗布することで1枚ベールをまとったようなセミマット肌に仕上げました。目元はベージュなどニュアンスカラーが多いので、ブラウンベージュを太めのブラシでアイホール全体と下瞼に。陰影をつけ目に深みをだした後に、ラメをポイント使い。ラメは小さいストーンを若干混ぜ、きれいにあしらうより散らす感じに。チークは血色感を演出する程度でとどめ、ファッションとのリンクも考えダークチェリーのリップで締めた印象にしました。髪はあえてシンプルなストレートヘアにしています。


使用アイテム
アイシャドウ:「シャネル」“レ キャトル オンブル ビザンス”(318)、アイブロウ:「セザンヌ」“超細芯アイブロウ”(06)、リップ:「ケイト」“リップモンスター”(05)、パウダー:「ナーズ」“ライトリフレクティングセッティングパウダー プレスト N”

衣装
ニット11万8800円/モトヒロ タンジ(エスティーム プレス 03-5428-0928)、中に着たカーディガン7万9200円/フェティコ(ザ・ウォール ショールーム 03-5774-4001)、ピアス7200円/トゥワクリム(エスタードジャパン 03-5413-4807)、タイツ、シューズ/共にスタイリスト私物

ART DIRECTION : RYO TOMIZUKA
MODEL : SUMIRE
PHOTOS : MASAYA TANAKA(TRON)
HAIR & MAKEUP : AYA MURAKAMI
STYLING : MASUMI YAKUZAWA(TRON)
DESIGN : JIRO FUKUDA

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