ファッション

ワークマン営業利益10%減 23年3月期、仕入れコスト上昇で

 ワークマンの2023年3月期業績は、本業のもうけを示す営業利益が前期比10.1%減の241億円だった。既存店売上高は同2.6%増と好調だったものの、「価格据え置き宣言」をしたプライベートブランド(PB)が円安や原料高などによって仕入れコストが上昇した。

 小売業の売上高に相当するチェーン全店売上高は、同8.5%増の1698億円。新商品のキャンプ用品が売れた。期末店舗数は純増37の981店舗。価格据え置きの効果もあって、既存店の客数、1日平均客数、客単価は前年実績を上回った。営業総収入は同10.3%増の1282億円、純利益は同9.0%減の166億円だった。

 今期(24年3月期)はチェーン全店売上高が前期比6.5%増の1809億円、営業総収入が同6.5%増の1365億円、営業利益が同6.7%増の257億円、純利益が同5.4%増の175億円を見込む。

関連タグの最新記事

ファッションの最新記事

最新号紹介

WWDJAPAN Weekly

疾走するアシックス 5年間で売上高1.8倍の理由

「WWDJAPAN」11月4日号は、アシックスを特集します。2024年度の売上高はコロナ前の19年度と比べて約1.8倍の見通し。時価総額も2兆円を突破して、まさに疾走という言葉がぴったりの好業績です。売上高の8割以上を海外で稼ぐグローバル企業の同社は、主力であるランニングシューズに加えて、近年はファッションスニーカーの「オニツカタイガー」、“ゲルカヤノ14”が爆発的ヒットを記録したスポーツスタイル…

詳細/購入はこちら

CONNECT WITH US モーニングダイジェスト
最新の業界ニュースを毎朝解説

前日のダイジェスト、読むべき業界ニュースを記者が選定し、解説を添えて毎朝お届けします(月曜〜金曜の平日配信、祝日・年末年始を除く)。 記事のアクセスランキングや週刊誌「WWDJAPAN Weekly」最新号も確認できます。

@icloud.com/@me.com/@mac.com 以外のアドレスでご登録ください。 ご登録いただくと弊社のプライバシーポリシーに同意したことになります。 This site is protected by reCAPTCHA and the Google Privacy Policy and Terms of Service apply.

メルマガ会員の登録が完了しました。