ファッション

アウトドアウエア「アンドワンダー」がキャンプアイテム拡大 ギアのレンタルサービスも開始

 アウトドアウエアの「アンドワンダー(AND WANDER)」は3月17日、ブランド初のテントを発売した。金属加工工場が立ち上げたギアブランド「ムラコ(MURACO)」とのコラボレーションで製作した。また、国産ダウンブランド「ナンガ(NANGA)」と組んだ寝袋も企画するなど、キャンプアイテムを拡充している。テントなど、一部のギアについては、16日にレンタルサービスも開始した。

 「ムラコ」とのコラボテントは、設営のしやすさや軽さを追求。1ポールの2〜3人用テント(6000グラム)が税込13万2000円、2ポールの4〜5人用(9500グラム)が19万8000円。外側のフライシートはタープのように使用することができ、食事などが済んでテント室内で休むタイミングになったら、フライシートを張ったままインナーテントをフライシートの中に張ることも可能だ。「ムラコ」との協業では、防水のボストンバッグ(3万5200円)も企画した。

 「ナンガ」とのコラボ寝袋(本体905グラム)は7万9200円。770フィルパワーのダウンを500グラム封入しており、快適使用温度の下限はマイナス2℃。ほか、昨年からスタートした「ヘリノックス(HELINOX)」との協業で折り畳みチェア(3万5200円)やコット(8万2500円)などの新商品を5月に投入する。これら以外にも、キャンプアイテムは24年に向けて増やしていく考えという。

 16日に開始したレンタルサービスは、ブランドのECサイト上でレンタルやリユースを可能にするフリースタンダード社のサービス「リテーラー(RETAILOR)」と組んでいる。借りる商品や期間によってレンタル料金は異なるが、「ムラコ」との協業の1ポ―ルテントはレンタル料金1万1000円から、「ナンガ」とのコラボ寝袋は3300円から。往復送料は無料で、商品が気に入った場合は、差額分を支払うことで購入もできる。

 「アンドワンダー」は、池内啓太と森美穂子が2011年に設立。2019年からTSIホールディングス傘下。

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