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綾小路竹千代「アクア」会長が逝去 カリスマ美容師ブームをけん引し業界の地位向上に貢献

 ヘアサロン「アクア(ACQUA)」の綾小路竹千代会長が、9月19日に逝去した。60歳。

 綾小路氏は1994年、野沢道生氏、青山正幸氏とともに「アクア」を設立。連日予約でいっぱいの人気サロンへと成長させた。手掛けるヘアショーも満席で、97年には全国7カ所を回るジャパンツアーを開催。最終回は日本武道館で行い、観客動員数は約1万8000人、その模様はテレビ中継されるなど大いに話題となった。

 99年からフジテレビ系列で放送されたカリスマ美容師対決番組「シザーズリーグ」にも参加。カリスマ美容師ブームをけん引し、美容師を“高校生が憧れる職業”の1位に押し上げる立役者の一人となった。

 近年では後進の育成に注力。講演ではたびたび「99回失敗しても、100回目は成功するかも」などと話し、努力を続ける若手美容師を勇気づけた。華やかな時代を経験したからこそ深く理解した、お客と真摯に向き合うことの大切さを「美容師がすべきことはカットだけではない。お客さまの生活をサポートし、寄り添うことが大切」といったメッセージで伝えていた。

 「アクア」公式サイトでは、「ここに生前のご厚誼に深く感謝いたしますとともに、謹んでお知らせ申し上げます」と掲載している。