ビューティ
連載 ファッション業界人も知るべき今週のビューティ展望 第76回

アイビューティサロンが活況 コロナ後も目元重視継続

有料会員限定記事

 ビューティ・インサイトは、「WWDJAPAN」のニュースを起点に識者が業界の展望を語る。今週はコロナ禍で盛り上がる目元美容の話。

【賢者が選んだ注目ニュース】
阪急うめだ本店化粧品売り場 2~4月商況
「シュウ ウエムラ」が目元の 立体美をつくる アイメイクコレクションを発売

 今、目元の美容に手を掛ける女性が増えている。阪急うめだ本店の記事では、アイメイクへの関心の高まりとメイクレベルの向上に言及している。もう1つピックアップした「シュウ ウエムラ」の新作アイブロウは、目元美容への関心が高まる中でぴったりなアイテムだと思った。目元の美容に投資する人が実際に増えていることがホットペッパービューティーアカデミーの調査(「美容センサス下期 2021年〈美容意識・購買行動〉」2021年12月)からも分かる。

 コロナ禍以前の19年とコロナ禍の21年のメイクアイテムの購入ランキングを見ると、口紅・グロスは2位から8位にランクダウンしている。対して、アイブロウは3位から2位に、アイシャドウは5位から4位にランクアップ。シンプルなアイメイクでも唇に色をのせているとメイク“している感”を演出できていたが、マスクを常時着用するようになりおのずと露出される目元へとメイクの比重が移ったのは明らかだ。マスク着用時のメイクについて自由回答を募ったところ、「目元だけ」「眉メイクを丁寧にする」といった、目元についてのコメントが多く寄せられた。一方、最近ではマスクを外してよいとする場面について政府がルールを示し、再び口紅の需要が増すときも近いのではないかと思うことも。では、コロナ禍で盛り上がりを見せている目元美容はどうなるのだろうか。

この続きを読むには…
残り1324⽂字, 画像0枚
この記事は、有料会員限定記事です。
紙版を定期購読中の方も閲覧することができます。
定期購読についてはこちらからご確認ください。

関連タグの最新記事

最新号紹介

WWDJAPAN Weekly

Timeless, Yet New 変わらない吉田、世界を変える【WWDBEAUTY付録:今こそ立ち上がれ、日本化粧品】

「WWDJAPAN」12月22日&29日合併号は、創業90周年を迎えた吉田カバン総力特集です。「ポーター(PORTER)」「ラゲッジレーベル(LUGGAGE LABEL)」「POTR」の3ブランドを擁し、日本を代表するカバンメーカー・吉田のモノ作りに迫ります。日本が誇る伝統技術を持つカバン職人たちと深い関係を築きながら、最先端の技術・素材を使い名だたるデザイナーズブランドとコラボレーションする相反…

詳細/購入はこちら

CONNECT WITH US モーニングダイジェスト
最新の業界ニュースを毎朝解説

前日のダイジェスト、読むべき業界ニュースを記者が選定し、解説を添えて毎朝お届けします(月曜〜金曜の平日配信、祝日・年末年始を除く)。 記事のアクセスランキングや週刊誌「WWDJAPAN Weekly」最新号も確認できます。

ご登録いただくと弊社のプライバシーポリシーに同意したことになります。 This site is protected by reCAPTCHA and the Google Privacy Policy and Terms of Service apply.

メルマガ会員の登録が完了しました。