ファッション

「エンダースキーマ」が貨幣以外の価値を問うオルタナティブスペース開業 出展料も“物々交換”

 「エンダースキーマ(HENDER SCHEME)」は、“交換”をテーマにしたスペース「隙間(すきま)」を期間限定でオープンする。第1弾として、彫刻家の増井岳人による展覧会“NOW”を6月4~12日に開催する。

 同スペースは“貨幣を通さない価値交換”に着目した、珍しい体制での運営を行うという。例えば通常のギャラリーでは、作家はギャラリー側に出展料を払うが、ここでは金銭の代わりに作家が手掛けた作品を渡す仕組みだ。この取り組みを通じて、当たり前となった経済システムを見直し、貨幣以外の“価値”のあり方を考えるきっかけを与えたいという。来場者の入場は無料。

 同スペースのこけら落としとして、陶器による彫刻表現を行う増井の作品を展示する。幼少期の土遊びや縄文土器との出合いを原体験として作った、プリミティブで温かみのある作品が並ぶ。以降は、画家の平松典己や美術家・研究者の大山エンリコイサムらの出展が決まっている。

 増井は1979年神奈川生まれ。東京藝術大学美術学部彫刻科、同大学院同科修士課程などを経て、国内外のグループ展などに多数出展。東京造形大学で非常勤講師としても活動する。

■隙間
オープン:6月4日
営業時間:12:00~19:00
住所:東京都台東区蔵前3-11-2 1階

■増井岳人“NOW”
期間:6月4~12日

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