ファッション

「エンダースキーマ」の「隙間」で山田康平の個展 絵画とフレームの関係性を探る

エンダースキーマ(HENDER SCHEME)」は、“物々交換”をコンセプトとした東京・蔵前のギャラリー「隙間(すきま)」で、山田康平の個展「支える軽さ」を4月19〜27日まで開催する。

山田は、1997年大阪生まれ。2020年に武蔵野美術大学油絵学科油絵専攻を卒業後、22年に京都芸術大学大学院修士課程美術工芸領域油画専攻を修了。現在は東京を拠点に制作を行っている。彼の作品は、オイルを染み込ませたキャンバスに、画面左上のイエローを起点として展開される。具体的なモチーフは持たず、線と面を繰り返し重ねることで構成され、色彩のコントラストや配置によって、平面でありながら奥行きを感じさせる構造が特徴だ。

同展では、絵画の“フレーム”に注目。紙の軽さや薄さ、そして表面の質感を支える“フレーム”は、単なる額装にとどまらず、作品そのものの構造に深く関与し、絵画空間の一部として機能している。さらに、彫刻や建築的要素も取り入れ、絵画と構造体との新たな関係性を探る試みとして制作した作品群を披露する。

■山田康平「支える軽さ」
会期:4月19〜27日
時間:12:00〜19:00
場所:隙間
住所:東京都台東区蔵前3-11-2 1F

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