ファッション

JR代々木駅付近にロッカクアヤコの巨大壁画が出現 渋谷区の一時避難場所周知のため

シブヤ・アートプロジェクトは、渋谷区の定めた一時避難場所の位置をアートを通じて発信するため、JR代々木駅付近の青山街道架道橋にロッカクアヤコの幅合計50メートルに及ぶ大型壁画を設置した。

シブヤ・アートプロジェクトは、災害時の一時退避場所と避難経路を来街者に周知する目的で、2017年に渋谷区が発足させた。2024年には、リブランディングに伴い、米サンフランシスコのアーティスト、バリー・マギー(Barry McGee)による壁画、写真家の森山大道の写真作品に続き、日本の壁画アーティスト、ヒトツキ(HITOTZUKI)の壁画作品を完成させた。

今回ロッカク氏は、同氏の代表的なイメージであるカラフルな色がひしめき合う世界の中に、少女や動物的なモチーフが登場する軽やかな作品を制作。レンガ造りの少し薄暗い印象のガード下に、街行く人の気持ちを明るくするような、春を彩る色があふれる作品が登場する。

PROFILE: ロッカクアヤコ/アーティスト

ロッカクアヤコ/アーティスト
PROFILE: 千葉県出身、ポルト、ベルリン、東京の3都市を拠点に活動するアーティスト。村上隆主宰のアート・イベント、“GEISAI”に参加し、2006年にスカウト賞を受賞。2011年にオランダのクンストハレ美術館、2012年にスロバキアのメレンスティーン・ダヌビアーナ美術館、そして2020年に千葉県立美術館で個展を開催した。2025年5月にはスペインの国立ティッセン=ボルネミッサ美術館で個展を開催予定。

プロジェクト概要

◾️ロッカクアヤコによる壁画

展示場所:青山街道架道橋
住所:東京都渋谷区千駄ヶ谷4-31

壁画に最寄りの一時退避場所:明治神宮・代々木公園一帯
住所:東京都渋谷区代々木神園町2-1

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