ファッション

UA創業者と伝説の編集者がタッグ、「日本の現代服飾文化史」を出版

 日本服飾文化振興財団はこのほど、戦後から現代に至るファッション文化をまとめた「日本現代服飾文化史 ジャパンファッションクロニクル インサイドガイド 1945〜2021」を出版した。同財団の代表理事で、ユナイテッドアローズの創業者である重松理・名誉会長が自ら編集に参画し、エディトリアルディレクションは「ポパイ」「ブルータス」「ターザン」などの編集長を務めた伝説の編集者、石川次郎氏が務めた。

 編集テーマは「権威の外の服飾文化史」「ランウェイの外の服飾文化史」「サブカルチャーファッション文化史」「カテゴリー別研究」。75年に渡る日本の服飾史を独自の視点で、豊富な資料とともに収録している。また、片岡義男、松山猛、甘糟りり子らが署名原稿を寄せているほか、わたせせいぞうや小林泰彦、穂積和夫らのイラストも登場。かつて雑誌文化の全盛期を彩った作家やクリエイターが参加している。

 発行は講談社エディションで、価格は2000円(税別)、オールカラーで224ページ。全国の書店やアマゾンなどで販売中だ。

最新号紹介

WWDJAPAN Weekly

原宿・新時代 ファッション&カルチャーをつなぐ人たち【WWDJAPAN BEAUTY付録:中価格帯コスメ攻略法】

「WWDJAPAN」4月22日号の特集は「原宿・新時代」です。ファッションの街・原宿が転換期を迎えています。訪日客が急回復し、裏通りまで人であふれるようになりました。新しい店舗も次々にオープンし、4月17日には神宮前交差点に大型商業施設「ハラカド」が開業しました。目まぐるしく更新され、世界への発信力を高める原宿。この街の担い手たちは、時代の変化をどう読み取り、何をしようとしているのか。この特集では…

詳細/購入はこちら

CONNECT WITH US モーニングダイジェスト
最新の業界ニュースを毎朝解説

前日のダイジェスト、読むべき業界ニュースを記者が選定し、解説を添えて毎朝お届けします(月曜〜金曜の平日配信、祝日・年末年始を除く)。 記事のアクセスランキングや週刊誌「WWDJAPAN Weekly」最新号も確認できます。

@icloud.com/@me.com/@mac.com 以外のアドレスでご登録ください。 ご登録いただくと弊社のプライバシーポリシーに同意したことになります。

メルマガ会員の登録が完了しました。