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共感の会話から出てきた意外な提案で「新しい自分」を発見 小野瀬萌子さん×ビームス ボーイ 原宿

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 コロナ禍で結婚、出産、転職を経験した小野瀬萌子さん(31)。以前は毎月ショッピングに出掛けていたが、ライフスタイルの変化に伴い、ファッションを楽しむ機会が少なくなった。「最近は、鏡を見ても気分が上がらないんです」と話す小野瀬さんに、ビームス ボーイ 原宿の高橋莉奈子さんが、新しい自分像を提案した。


 独身時代は、セレクトショップなどでよく3万円台のワンピースを購入していたという小野瀬さんだが、「最近は子どもを商業施設に連れて行くのも大変で、ネット通販と『無印良品』ばかりです」と話す。今回の変身企画でどんな風になりたいか理想を聞くと、「カジュアルでも上品でスタイルのある人に憧れます。子どもと一緒のことが多いので、汚れても洗えばいい実用性は必須。シンプルなトレーナーでも、スカートやジュエリーなどを合わせて“抜け感”のあるスタイルをしてみたいです」という。

 ビームス ボーイ 原宿は、平日の朝に行われた取材当日も開店直後から客足が途絶えず、ファンが多い店舗だということが分かる。デビューから20年以上たち、ブランドと共に成長してきた現在の客層は40代が中心。一方で古着が好きな若い世代からも憧れられる存在だ。

 同店には高橋さんをはじめ、オンラインでもオフラインでも接客に定評があるオムニスタイルコンサルタントとして活躍しているスタッフが数人在籍しており、スタッフに会いに訪れる客も多い。高橋さんによると、「接客は1人1時間ほどかけることも珍しくなく、完全顧客型の店舗」なのだという。高橋さんは顧客から「何を着たらいいのか分からない」と漠然とした相談を受けることも多く、丁寧なヒアリングを得意とする。

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