ビューティ

コロナ禍でも売り上げ増の「オサジ」 スピーディーなモノ作りで毎月新製品を投入

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 2017年にスキンケアを中心にスタートした「オサジ(OSAJI)」は、メイク、ボディー、ヘア、フレグランスなど幅広いジャンルを扱うライフスタイルブランドに成長した。コロナ禍でも着実に売り上げを伸ばし、5周年を迎える来年に向けて、毎月の新製品投入や積極的な店舗出店でさらなる勢いをつける。

 「オサジ」の商況は、前年比130%増と伸長した。売り上げをけん引したのは、5月26日に発売した“サマー メイクアップ コレクション”の“路地裏”“12時”といったキャッチーなネーミングがそろう6色のネイルカラー。「ブランドのネイルが注目されたのは、昨春にイラストレーターのミツコさんが『#ミツコスメ』としてSNS漫画で紹介したことがきっかけ。また、消費者もSNSでメイクした自撮りの顔をアップするのは抵抗があるが、ネイルを施した手元ならアップしやすい。季節の変わり目やGWなど頻繁にネイルの新色を登場させているが、その都度数字を作っている。そのほか、毎年5月に発売する夏限定の香り『Ryo』シリーズは男女問わず使用でき支持を集めている」と遠藤ブランドマネージャーは語る。同期間の自社ECの売り上げは横ばいだが、アマゾン、ZOZOコスメ、伊勢丹の「ミーコ」などにも導入しており、そこでもネイルなど視覚的にもわかりやすいアイテムが人気だ。

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