ファッション

スタイレムの「リト」がブランド刷新 ユニセックスかつ持続可能なウエアで海外市場拡大へ

 テキスタイルメーカーのスタイレムが手掛けるウィメンズブランド「リト(RITO)」は、2022年春夏シーズンにリブランディングする。ブランド名を「リト ストラクチャー(RITO STRUCTURE)」に変更し、ウィメンズに加えてユニセックスとメンズアイテムをスタートする。また海外市場の拡大を目指し、海外向けのPRとセールスを強化する。ブランドを手掛ける嶋川美也子デザイナーは「一定の支持を獲得しているが、さらにブランドの世界観を広げ、(サステナビリティや多様性など)変化する価値観に呼応し、プロダクト的な服作りにも挑戦したい」とリブランディングの理由を語る。

 同ブランドは、スタイレムでテキスタイルデザインを担当していた嶋川デザイナーが2016年に設立した。ほぼ全てをオリジナルで制作する上質な素材と、独創的なフォルムを追求するクリエイションが持ち味だ。国内では伊勢丹新宿本店やベイクルーズ、ステュディオスなど約50のアカウントに、海外はパリやロンドン、韓国の百貨店を中心に15前後のアカウントに卸している。

 リブランディング後は、“新しいライフスタイルを作り出すアーキテクト(建築物)のような存在”をテーマにアイテムを提案する。22年春夏は、襟が取り外し可能で、ノーカラージャケットとしても使えるサマーウールジャケット(5万9900円)や、極薄の中綿入りでアウターとしても使えるコットンタフタシャツ(4万5000円)、“畳みやすさ”を重視した平面的なパターンのオーバーサイズニット(2万7000円)など、メンズ・ウィメンズ合わせて約50型をそろえる。

 持続可能性を意識した取り組みも強化する。オーガニック認証素材のほか、ペットボトルを再利用したポリエステルを使用したニットアイテムや、東南アジアに自生する植物“カポック”の実からできた繊維を中綿に使ったトートバックなどを用意する。

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