ファッション

実力派ディレクターが2つの新ブランド ドレスのようなデニムとカップルでシェアする服

 セレクトショップのバイヤーやファッションブランドのクリエイティブ・ディレクターとして活動してきた榎本実穂が2021-22年秋冬、新たに2ブランドを立ち上げる。デニムトラウザーに特化した「リヴィントーン(LIVINGTONE)」とメンズ&ウィメンズウエアを扱う「ミオズモーキー(MIOSMOKEY)」。

 「リヴィントーン」は、“ドレスとしてのデニムトラウザー(Denim trousers as dress)“をコンセプトに、一般的な5ポケットのジーンズではなく、ドレスアイテムとしてのデニムトラウザーを提案するブランド。ファーストコレクションでは、国内のデニム工場で生産したハイウエストデニムやハーフパンツなどの6スタイルを提案。ロンドンのリヴィントン通り(Rivington Street)で榎本が撮影した写真をブランドの着想源にしており、その地名をアレンジしてブランド名に冠した。「フミト ガンリュウ(FUMITO GANRYU)」などのセールスを手掛けるオン トーキョー ショールーム(ON TOKYO SHOWROOM)がブランドを運営していく。価格は2万9000〜3万5000円。

 「ミオズモーキー」は、“ダーリンとシェアするクローゼット“をコンセプトに、オリジナル素材を使ったメンズとウィメンズのウエアを展開する。ロンドン・ノッティングヒル在住の写真家のスモーキー(Smokey)によるカップルを撮影した作品からインスピレーションを受け、ブランド名にも写真家の名前を加えている。運営元はホワイトマウンテニアリング(WHITE MOUNTAINEERING)」や「ウジョー(UJOH)」などのセールスを担うクオン(kuon)。価格はシャツ2万9000〜3万8000円、ボトムス3万2000〜5万2000円、ジャケット5万8000〜8万1000円、コート8万4000〜11万5000円。

 「リヴィントーン」は8月から、「ミオズモーキー」は9月からエストネーションなどの主要セレクトショップで扱われる予定だ。

最新号紹介

WWDJAPAN Weekly

原宿・新時代 ファッション&カルチャーをつなぐ人たち【WWDJAPAN BEAUTY付録:中価格帯コスメ攻略法】

「WWDJAPAN」4月22日号の特集は「原宿・新時代」です。ファッションの街・原宿が転換期を迎えています。訪日客が急回復し、裏通りまで人であふれるようになりました。新しい店舗も次々にオープンし、4月17日には神宮前交差点に大型商業施設「ハラカド」が開業しました。目まぐるしく更新され、世界への発信力を高める原宿。この街の担い手たちは、時代の変化をどう読み取り、何をしようとしているのか。この特集では…

詳細/購入はこちら

CONNECT WITH US モーニングダイジェスト
最新の業界ニュースを毎朝解説

前日のダイジェスト、読むべき業界ニュースを記者が選定し、解説を添えて毎朝お届けします(月曜〜金曜の平日配信、祝日・年末年始を除く)。 記事のアクセスランキングや週刊誌「WWDJAPAN Weekly」最新号も確認できます。

@icloud.com/@me.com/@mac.com 以外のアドレスでご登録ください。 ご登録いただくと弊社のプライバシーポリシーに同意したことになります。

メルマガ会員の登録が完了しました。