ビジネス

オンワードがオフプライスストアに参入 柏に1号店

 オンワード樫山は18日、初のオフプライスストア業態「オンワード・グリーン・ストア(ONWARD GREEN STORE)」を千葉県柏市に開いた。当面は自社のブランドを販売するが、順次、他社が展開するブランドも含めて取り扱いを広げる。来年春までに東海と関西にも出店する。

 1号店は柏市郊外にある近隣型ショッピングセンター「モラージュ柏」に出店した。同社の婦人服ブランド「エニィファム(ANY FAM)」の跡地で、売り場面積は294平方メートル。「23区」「組曲」「ICB」「自由区」「エニスィス(ANY SIS)」などの婦人服、「組曲」「J. プレス(J.PRESS)」などの子供服、「エニファム」「シェアパーク(SHARE PARK)」のカジュアルウエアを扱う。キャリー品を値引き販売する。

 オンワードホールディングスが2009年から定期的に実施している「オンワード・グリーン・キャンペーン」の常設拠点の機能も持たせる。消費者からオンワード製品を回収し、リユース、リサイクルするこの取り組みは、現在までに約90万人が参加し、約480万点を引き取って、古着として同社直営店「オンワード・リユースパーク」(吉祥寺)や直営ECで販売したり、毛布や軍手にリサイクルしてきた。

 コロナ禍の長期休業や消費低迷によって、アパレル業界では在庫過多の問題が深刻化。複数の企業やブランドの在庫を集めて値引き販売するオフプライスストアは、大量の売れ残りを抱えるアパレルメーカーの出口戦略として注目を集めるようになった。オフプライスストアに昨年秋に進出したワールドは、浅草ロックスやイオンモール京都など都心に近い商業施設に9月から期間限定店を出した。セレクトショップのエストネーションも銀座店をオフプライスストアに業態転換すると発表している。

最新号紹介

WWD JAPAN

デジタルコマース特集2020 コロナで変わったもの/残すべきもの

「WWDジャパン」10月26日号は、デジタルコマース特集です。コロナ禍でデジタルシフトが加速し、多くの企業やブランドがさまざまなデジタル施策に注力していますが、帰るべきものと残すべきものの選別など、課題が多いのが現状です。今年はそんな各社の課題解決の糸口を探りました。巻頭では、デジタルストアをオープンしたことで話題の「シロ(SHIRO)」の福永敬弘=専務取締役やメディアECの先駆け的存在「北欧、暮…

詳細/購入はこちら