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「ルームス」がオンライン展示会とECモールに着手 リアルとオンラインで出会いの場を創出

 アッシュ・ペー・フランスが主催する合同展示会イベント「ルームス(rooms)」は、展示会事業と物販のオンライン化を進める。OMO(オンラインとオフラインの融合)サービスを導入し、リアルの展示会の場に加えてオンライン展示会の利用を促していく。

 次回の41回目となる「ルームス41(rooms 41)」は9月3〜5日、新会場の新宿住友ビル三角広場での開催を予定する。これまで会場としてきた国立代々木競技場第一体育館や五反田TOCの半分以下のスペースとなるが、新型コロナウイルスの感染拡大防止のために出展者数や規模も縮小する見込みだ。

 「ルームス」初のオンライン展示会は、8月中旬〜11月中旬の3カ月間で実施する。リアル店舗の商品仕入れをサポートするプラットフォーム「ポルタス(PORTUS)」などを運営するパーク&ポートと提携し、同社のオンライン展示会サービス「エグジブ(EXIV)」を活用。「エグジブ」は画像やテキストだけでなく、動画掲載やライブ配信なども可能なプラットフォームで、バイヤーへの商品紹介や商談をオンライン上で行うことができ、よく見られている商品などを確認できる分析機能や、受発注システムも備えている。今回は「ルームス41」の出展者を対象に、同サービスを割引価格で利用できるようにする。

 また出展者の物販もオンライン化する。「ルームス」はバイヤーや業界関係者だけでなく一般客も入場でき、出展者による商品販売も行っている。数百円の食品や雑貨から数百万円のアート作品まで幅広い商材を扱い、前回は3日間で3000万円を売り上げた。「ルームス41」では一般客も入場できるスタイルを継続し、開催日までに出展者の商品を集めたECモールを立ち上げる。

 石塚杏梨「ルームス」ディレクターは「これまでの3日間というという開催期間の短さを懸念点と捉え、オンライン展示会を視野に入れてきた。『ルームス』事業を20年間行ってきて業界での広い知名度と顧客を持つため、リアルとオンラインの融合によって、出展者とバイヤー、一般のお客さまをつなげて接点を増やし、可能性を広げられると考えている。将来的にはオンライン展示会を足掛かりに、『ルームス』の海外進出にもつなげたい」と話す。