ファッション

カール・ラガーフェルド考案のニットをDIY  ザ・ウールマーク・カンパニーがコラボ企画

 ザ・ウールマーク・カンパニー(THE WOOLMARK COMPANY)は、昨年亡くなったカール・ラガーフェルド(Karl Lagerfeld)が生前考案したニットアイテムを手編みで制作できる限定キット「ニット カール(KNIT KARL)」を発表、777個を抽選でプレゼントする。

 「ニット カール」のボックスの中には、ユニセックスのプルオーバー、ニット帽、ヘッドバンド、スカーフの4つのニットアイテムのうちの1点と、編針、毛糸、オリジナルピン、そして作品の編み方の説明書が入っている。毛糸は再生可能で、土に還るオーストラリア産ピュアメリノウール製だ。限定個数の777は、カール・ラガーフェルドのお気に入りの数字にちなんだ。

 希望者は、特設サイト(www.knitkarl.com)にユニーク・コード「KLWEPAA3」を入力して抽選に応募する。応募期間は3月7日までで、その後、当選者には個別にメールで通知される。

 この企画は、カール・ラガーフェルドが21歳だった1954年に「インターナショナル・ウールマーク・プライズ」のコート部門で優勝し、デザイナーとしてのキャリアを本格的にスタートさせたことが縁となり、2018年にザ・ウールマーク・カンパニーとのコラボレーション・プロジェクトが始まった。

 ザ・ウールマーク・カンパニーは、非営利法人オーストラリアン・ウール・イノベーションの子会社で、出資する約6 万の牧羊業者を代表して、オーストラリア産ウールの世界規模のサプライチェーンに資する研究開発やマーケティングを行っている。

関連タグの最新記事

最新号紹介

WWDJAPAN Weekly

Timeless, Yet New 変わらない吉田、世界を変える【WWDBEAUTY付録:今こそ立ち上がれ、日本化粧品】

「WWDJAPAN」12月22日&29日合併号は、創業90周年を迎えた吉田カバン総力特集です。「ポーター(PORTER)」「ラゲッジレーベル(LUGGAGE LABEL)」「POTR」の3ブランドを擁し、日本を代表するカバンメーカー・吉田のモノ作りに迫ります。日本が誇る伝統技術を持つカバン職人たちと深い関係を築きながら、最先端の技術・素材を使い名だたるデザイナーズブランドとコラボレーションする相反…

詳細/購入はこちら

CONNECT WITH US モーニングダイジェスト
最新の業界ニュースを毎朝解説

前日のダイジェスト、読むべき業界ニュースを記者が選定し、解説を添えて毎朝お届けします(月曜〜金曜の平日配信、祝日・年末年始を除く)。 記事のアクセスランキングや週刊誌「WWDJAPAN Weekly」最新号も確認できます。

ご登録いただくと弊社のプライバシーポリシーに同意したことになります。 This site is protected by reCAPTCHA and the Google Privacy Policy and Terms of Service apply.

メルマガ会員の登録が完了しました。