ファッション

「グリーンレーベル」が大人向け新ラインを始動

 ユナイテッドアローズの「グリーンレーベル リラクシング(以下、GLR)」は2017年春夏、一格上の商品をそろえるレーベル「ブラクトメント」を始動する。価格帯は「GLR」の1.2~1.5倍程度で、ウィメンズのシャツが1万円、ワンピースが1万6000円、メンズのパンツが1万2000円、ジャケットが2万2000円など。“ミニマル&クリーン”“東京のリミックス感”をコンセプトに、トラッドをベースにしたミックススタイルを提案する。デビューシーズンはメンズ、ウィメンズともに約100型を用意し、自由が丘の旗艦店など限定店舗で販売する。

 坂下建二ユナイテッドアローズ GLR本部商品課 メンズ課GLRファッションディレクターは、レーベル設立の経緯について「自由が丘店などでは『エンジニアド ガーメンツ』『ザ・ノース・フェイス』といった高価格帯の仕入れ商材の動きも良く、店舗によってはオリジナル商品についても一格上のものが求められていると分かったため」と話す。「生産背景は既存のオリジナル商品と同じだが、国産の素材を使ったり、ステッチの運針(縫い方)を細かくしたりするなど、素材感やシルエット、ディテールにこだわっている。35~45歳の男女に向けて訴求したい」。17年春夏はステンカラーコートの襟を取り外したノーカラーコートやスポーティーな雰囲気のフーディー、シャツ地のプルオーバーなどを打ち出す。

 「GLR」は現在全国に約70店舗を運営。今年9月にはビジネスウエアに特化した新業態「ワークトリップ アウトフィッツ グリーンレーベル リラクシング」を東京・八重洲地下街に開いている。

関連タグの最新記事

最新号紹介

WWDJAPAN Weekly

Is AI GOOD?AIがもたらす「ゲームチェンジ」

「WWDJAPAN」12月1日号は、ファッション&ビューティ業界でいよいよ本格化する“AIゲームチェンジ“を総力特集しました。11月19日のグーグル「ジェミニ3.0」発表を契機に、生成AIは「便利なツール」から「産業の前提インフラ」へ変貌しつつあります。ファッション&ビューティ業界で浸透する生成AI及びAIの活用法とゲームチェンジに向けた取り組みを紹介しています。

詳細/購入はこちら

CONNECT WITH US モーニングダイジェスト
最新の業界ニュースを毎朝解説

前日のダイジェスト、読むべき業界ニュースを記者が選定し、解説を添えて毎朝お届けします(月曜〜金曜の平日配信、祝日・年末年始を除く)。 記事のアクセスランキングや週刊誌「WWDJAPAN Weekly」最新号も確認できます。

ご登録いただくと弊社のプライバシーポリシーに同意したことになります。 This site is protected by reCAPTCHA and the Google Privacy Policy and Terms of Service apply.

メルマガ会員の登録が完了しました。