1970年代後半のポストニューヨークパンクのカリスマ、ジェームス・チャンス(JAMES CHANCE)の来日公演が1月22?24日、ブルーノート東京で開催される。デビュー初期のザ・コントーションズ(THE CONTORTIONS)名義による編成で、館内バー・スペースでは来日を記念したDJパーティーを毎晩催す。22日には、高橋盾「アンダーカバー(UNDER COVER)」デザイナーと北村信彦「ヒステリックグラマー(HYSTERIC GLAMOUR)」デザイナーらチャンスに影響を受けた2人がDJを披露する。
チャンスは、アメリカ出身の歌手でサキソフォン奏者。ジャズパンクの作風と激しいシャウト、トレードマークのリーゼント姿でパンクとニュー・ウエーブから派生した70年代後半以降のノー・ウェーブ・ムーブメントを牽引した。2010年以来約5年ぶりの来日となる。
23日のDJにはミュージシャンの中西俊夫と中原昌也が、24日はイラストレーターの伊藤桂司と現代美術家の松蔭浩之が登場する。また今回の来日を記念し、チャンスの恋人でマネージャーだった写真家アーニャ・フィリップスの写真展「ポートレート・オブ・ジェームス・チャンス・バイ・アーニャ・フィリップス(PORTRAITS OF JAMES CHANCE BY ANYA PHILLIPS)」も1月13日?24日、同所で開催される。