ロレアル(L’OREAL)のベンチャーキャピタルファンドのボールド(BOLD)と、インド最大のビューティ小売企業ナイカ(NYKAA)は24日、インドのビューティ・パーソナルケア分野で成長が見込まれる次世代ブランドへの共同投資を発表した。両社は、消費者の支持を集め、独自性を持つブランドの少数株式を取得する。創業者が経営権を維持する一方、投資先にはロレアルのグローバルな美容分野の専門知識と、ナイカの小売り・流通網やインド市場に関する知見を提供。経営面の助言を通じて、インド国内外で長く支持されるブランドの育成を目指す。
インド発ブランドの世界展開も視野
ジャック・ルベル(Jacques Lebel)=ロレアル インディア マネージングディレクターは、「インドは世界で最も活気のあるビューティ市場の1つだ。急速に変化する消費者ニーズと、優れた起業家を数多く擁する環境が市場の成長を支えている」と述べた。「インドへのコミットメントはこれまで以上に強い。今回の取り組みは、30年以上前に始まったパートナーシップと成長の歩みにおける次の大きな節目となる」と続けた。
アンチット・ナヤール(Anchit Nayar)=ナイカ エグゼクティブディレクター兼最高経営責任者(CEO)は、「ナイカとロレアルは10年以上にわたりインドで協業してきた。両社の消費者基盤や小売り・流通網、グローバルな美容分野の専門知識を組み合わせ、インド発の次世代ブランドを支援する」とコメントした。
BOLDはインドブランドへの投資実績も
ロレアルは2018年にボールドを設立。近年では、インドのビューティブランド「デコンストラクト(DECONSTRUCT)」や「アラタ(ARATA)」などに投資している。