映画「プラダを着た悪魔2」が、5月1日に公開される。俳優シモーヌ・アシュリー(Simone Ashley)は、同作の撮影現場の様子や女性のエンパワーメント、ストリートハラスメントについての向き合い方を米「WWD」に語った。
公開を前にしたインタビューでアシュリーは、本作の撮影について「まるでスポンジのように、毎日何かを吸収していました」と振り返る。「エミリー・ブラント(Emily Blunt)やアン・ハサウェイ(Anne Hathaway)、メリル・ストリープ(Meryl Streep)、脚本家でプロデューサーのアライン・ブロッシュ・マッケンナ(Aline Brosh McKenna)らをはじめ、この作品に関わる素晴らしい女性たちと一緒に過ごす中で、彼女たちの現場での立ち居振る舞いや仕事への向き合い方、信念、そして世界にどのようなメッセージを届けたいのかなど、毎日多くのことを学びました」と語る。
こうした女性主導の環境は、アシュリーにとって大きな刺激となっているという。「私たちは誰でも、特に女性は、人生や仕事の中でさまざまな困難に直面します。でも大切なのは何が起きるかではなく、それにどう向き合うか。私は困難を学びや成長の機会として捉えるようにしています」。
ストリートハラスメントへの向き合い方とセルフケアの重要性
アシュリーは、長年アンバサダーを務める「ロレアル パリ(L’OREAL PARIS)」の新キャンペーン“Missed Opportunities”でも同様のメッセージを発信している。同キャンペーンは、ストリートハラスメント(路上や公共の場で、面識のない相手から性的な嫌がらせ行為を受けること)が女性の日常に与える影響に焦点を当てたものだ。同ブランドは、“アンチ・ストリートハラスメント週間”に合わせ、傍観者が適切に行動できるよう支援する“Stand Up”トレーニングプログラムへの参加を呼びかけている。これは“Right To Be”が提唱する、ストリートハラスメントを目撃した際に被害者をサポートするための5つの具体的な対応方法“5Dメソッド”に基づいた約10分の動画プログラムだ。アシュリーは、「誰もが何らかの形でストリートハラスメントを経験したことがあると思います。女性が自分のために声を上げること、そしてハラスメントを目撃したときや自分が被害を受けたときにどう行動すべきかを伝える取り組みに関われることを誇りに思います」と話した。
アシュリーはまた、他者をサポートするためには、自身の心身の健康を維持することも重要だと強調する。彼女のルーティンは主に運動、睡眠、水分補給を軸にした生活であるが、「プラダを着た悪魔2」の撮影でニューヨークに滞在していた際は、友人と過ごす時間も意識的に大切にしていたという。「セルフケアの大きな部分は、とにかく楽しむことでした。友人と過ごしながらニューヨークの街を探索する時間を大切にしていました」。
こうしたルーティーンは、「プラダを着た悪魔2」で彼女が演じるキャラクター、アマリ(Amari)とも重なる部分があるという。アマリは、メリル・ストリープ演じるミランダ・プリーストリー(Miranda Priestley)の新たなファーストアシスタントだ。「彼女はとても規律正しく、自分をしっかり持っている人物」と語りつつ、「それ以外の部分では、私とはかなり違います」と笑う。「でも、ファッション誌“ランウェイ”の世界の中で、あらゆる意味であれほど洗練された佇まいを持つキャラクターを演じるのはとても楽しかったです」とコメントした。