
「ジル サンダー(JIL SANDER)」は3月28日〜5月10日、クリエイティブ・ディレクター、シモーネ・ベロッティ(Simone Bellotti)によるデビューコレクションの公開を記念して、ジル サンダー 銀座のアートスペースで“レコード キオスク -ジル サンダー サウンド プレゼンツ シスコ レコード”を開催する。また、開催に合わせて新プロジェクト“ジル サンダー サウンド ジン”を始動する。
ジル サンダー銀座でレコードショップ“シスコ”が復刻
“ジルサンダー キオスク”プロジェクトの第3弾となる今回は、2007年末に閉店したレコードショップ“シスコ(CISCO)”が期間限定で復活する。本企画は、“シスコ”の歴史を築き、現在は音楽・クリエイティブ業界で活動する元メンバー、当時ショップに通っていた音楽愛好家コミュニティ、「ジル サンダー」が音楽と文化への敬意のもと共鳴し、実現した。
期間中、アートスペースは“シスコ”へのオマージュとして、アイコニックな“シスコ ブルー”で装飾する。当時の内装を再解釈した什器やタグ、特別なショッピングバッグが登場するほか、日本発「BWV」のサウンドシステムを設置する。店頭には、元“シスコ”メンバーと「ジル サンダー」の音楽を担当するルッジェーロ・ピエトロマルキ(Ruggero Pietromarchi)が厳選した数千枚のレコードを用意する。また、元“シスコ”メンバーが不定期に在店し、専門的な選曲提案を届ける。
ソノシートとジンをセットにした継続的なプロジェクト

さらに、「ジル サンダー」は柔らかいビニールでできたレコードのソノシートとZINE(ジン)をセットにした継続的なプロジェクト“ジル サンダー サウンド ジン”を始動する。本誌は、3月28日〜5月10日の間にジル サンダー銀座で商品を購入した人にプレゼントする。第1弾のテーマは“音楽と創造”だ。シモーネ・ベロッティ、アメリカの電子音楽家であるローレル・ヘイロー(Laurel Halo)、ルッジェーロ・ピエトロマルキに加え、日本の広瀬豊、OSHI TAKEDA、そして坂本龍一のツアーやインスタレーションなどのサウンドシステムサポートも手掛けるイースタンサウンドファクトリー代表・佐藤博康のインタビューを掲載する。本誌では、“シスコ レコード”を巡るエッセイや写真家のホンマタカシが撮影した東京の情景も掲載する。付属のソノシートには、ローレル・ヘイローが手掛けた2026年秋冬ショーの楽曲を収録した。本コンテンツ群は、レコードのスリーブやライナーノートに着想を得たパッケージに収めている。
“シスコ”について
“シスコ”は1970年に渋谷で誕生したレコードショップだ。90年代には渋谷にナイトクラブが次々とオープンしたことで国内外からDJやビンテージ愛好家が集結し、ヒップホップ、ハウス、テクノといったジャンルに特化した専門店を展開した。インターネットのない時代に、同じ情熱を持つ人々が音楽と情報を交換し合う「都市に開かれたサロン」として機能した。しかし、2000年代以降、デジタル音源と携帯音楽プレイヤーの急速な普及による市場の変化を受け、07年末に全店舗を閉鎖した。
◾️開催概要
期間:3月28日〜5月10日
営業時間:11:00〜20:00
場所:ジル サンダー 銀座
住所:東京都中央区銀座3-4-1