ビューティ

「プラダ ビューティ」、初のグローバルアンバサダーにベラ・ハディッド 「ミウッチャは私のアイドル」

プラダ ビューティ(PRADA BEAUTY)」は、ブランド初となるグローバル ビューティ アンバサダーにベラ・ハディッド(Bella Hadid)を起用した。ハディッドは今月、同ブランドのメイクアップコレクションに新たに加わったチーク“プラダ タッチ”のプロモーションを担う。同製品は日本では5月1日発売。東京・表参道の直営店「プラダ ビューティ トーキョー」と公式オンラインストアでは4月17日から先行販売する。全8色の展開で価格は各6930円。

チークとリップの両方に使える同製品は、「プラダ ビューティ」のメイクアップにおける新章の幕開けとなるアイテムだ。クリームからパウダーへと変化するテクスチャーで、「プラダ」を象徴する三角形を模したポケットサイズのスタッキング式パッケージを採用。触感を生かしたフォーミュラで直感的に塗布でき、ぼかしたような柔らかなマットパウダー仕上げを実現する。ブランドによれば、色づきは最大12時間持続し、メイク直しは不要だという。

ベラ・ハディッドが語る「プラダ」の魅力

モデルで俳優、そして起業家でもあるハディッドは、「なぜこの仕事を引き受けたのか? ファッション業界で働く人なら誰にとっても夢のような仕事だからだ。それに加えて、私は長年ミウッチャの大ファンだったし、彼女は私にとってアイドルのような存在」と語る。

ハディッドはデザイナー本人とも話す機会を得たという。「ミウッチャ・プラダ(Miuccia Prada)が仕事をする姿を見るのは、まるで映画のワンシーンのよう。彼女の世界の近くにいられるだけでも信じられないほど素晴らしいことだ」。

さらに、ブランド初のビューティアンバサダーであることも特別な経験だと続けた。ハディッドは、ミウッチャ・プラダとラフ・シモンズ(Raf Simons)の両デザイナーがブランドのメイクアップにどれほど強いこだわりを持っているかを強調。「とても美しく、私にとって大きな意味がある。私は自分が取り組むこと全てに情熱を持つタイプだ」と語った。

ハディッドは「プラダ」というブランドを「タイムレス」と表現する。「長年にわたりクラシックであり続けていること自体が、ミウッチャへの敬意でもあると思う。同時に、ブランドDNAを守りながら、ファッションとビューティの現代的な姿へと進化してきた点も『プラダ』らしさだ」。

新チーク“プラダ タッチ”はマルチに使える

新製品“プラダ タッチ”についてハディッドは、「私らしいアイテム」と説明する。「私は“さっとつかんで出かける”タイプの女の子だ」として、このチークについてはこう語る。「ケースをつなげて持てるから、1つを開いて唇や頬、目元にも使える。すぐメイクが完成する。たくさんのアイテムがなくても快適で自信を持てると思えるのは、とてもパワフルなこと。これは私の定番アイテムになりそう」。

自身でメイクをする際、ハディッドがこれまで苦戦していたのは、ベースメイクの後にチークをのせることだったという。「私はパウダリーなタイプのチークがあまり好きではなく、ムラになってしまうことがあった」。しかしこの製品を見たとき、「ここ1年ずっと必要だったのはこれだ」と感じたという。「メイクの上から重ねてもきれいにのるし、私は顔のいろいろなところに使うのが好き。塗りすぎてもメイクを崩さないと分かっているのは本当に大きい」。

「プラダ ビューティ」がベラを起用した理由

「プラダ ビューティ」にとっても、ハディッドは理想的なパートナーだ。ロレアル(L’OREAL)とライセンス契約を結ぶ「プラダ ビューティ」と「ミュウミュウ ビューティ(MIU MIU BEAUTY)」のグローバルプレジデント、ローザ・カリソ(Rosa Carrico)はこう述べる。「ベラ・ハディッドは真のアイコンだ。前衛的なスピリットと深いオーセンティシティーを自然体で両立させている。彼女は美しさへの情熱と、制限のないクリエイティブな実験精神を共有できるパートナー。ブランドとともにそのスピリットを体現してくれることを楽しみにしている。

“プラダ タッチ”はヌードからモーヴまで全8色を展開。“R68 チェリー”“P75 チューリップ”“P76 ウォーターリリー”などの名前が付けられている。ハディッドのお気に入りは“B32 カフェ”だという。「これまで5種類の製品を混ぜて作っていた“理想の色”に近い」と彼女は言う。頬にフレッシュで日焼けしたような印象を与え、アイシャドウやコントゥアとしても使えるという。

ベラ・ハディッドのメイク哲学

10代の頃、ハディッドが夢中だったのは乗馬だった。プロムのときに使ったメイクは黒のアイライナーだけだったという。「当時はメイクのことをあまり知らなかった」と振り返る。その後19歳の頃、メイクアップアーティストと仕事をするようになり、コントゥアリングや色の使い方、自然な美しさを引き出す方法を学んだ。「素晴らしいメイクアップアーティストたちと仕事をしてきた経験は、まるで最高の講義を受けているようだった」。

もちろんメイクの失敗もあった。「今はシンプルさが大切だと思っている。シンプルさを保ちながら、自分なりのちょっとした輝きを加えるのが好き」と語る。「プラダ ビューティ」のチークはブレンドしやすく、重ね付けも可能で、さりげない血色感から鮮やかな発色まで、使う人に合わせて調整できる。ラズベリーエキスを配合し、スキンケア要素も備える。

「プラダ」は19年にロレアルと長期ライセンス契約を締結。23年にカラーコスメとスキンケアラインを立ち上げた。当初から既成概念にとらわれないビューティ提案を打ち出している。

関連タグの最新記事

最新号紹介

WWDJAPAN Weekly

2026-27年秋冬ロンドン&ニューヨークコレ特集 更新されるロンドンの美学

今季のロンドンを象徴するのは、20周年を迎えた「アーデム(ERDEM)」。ビクトリア朝のシルエットやロマンチックな刺しゅうといった「アーデム」のらしさ、または英国的な美的感覚を解体し、現代の文脈へと編み直していく—そんな「アーデム」のアティチュードにロンドンの独立系ブランドが目指すべき成熟の姿を見ることができました。

詳細/購入はこちら

CONNECT WITH US モーニングダイジェスト
最新の業界ニュースを毎朝解説

前日のダイジェスト、読むべき業界ニュースを記者が選定し、解説を添えて毎朝お届けします(月曜〜金曜の平日配信、祝日・年末年始を除く)。 記事のアクセスランキングや週刊誌「WWDJAPAN Weekly」最新号も確認できます。

ご登録いただくと弊社のプライバシーポリシーに同意したことになります。 This site is protected by reCAPTCHA and the Google Privacy Policy and Terms of Service apply.

メルマガ会員の登録が完了しました。