
ANAが国際線のアメニティーキットを一新する。ファーストクラスのスキンケアにはコーセーの「コスメデコルテ(DECORTE)」を、ビジネスクラスのスキンケアにはフレグランスブランドの「クルティ(CULTI)」を、それらを入れるポーチには高級皮革ブランドの「フランツィ(FRANZI)」を選出した。4月から順次導入する予定。
ANAは「アメニティーを旅の楽しみとして捉えてほしい」という考えのもと、これまでカネボウ化粧品の「センサイ(SENSAI)」や自然派化粧品ブランドの「アヴェダ(AVEDA)」を採用し、英国王室御用達のレザーグッズブランド「エッティンガー(ETTINGER)」などとコラボしてきた。商品企画部サービス推進チームの中島敏迪マネージャーは「実用性はもちろん、楽しさにこだわれるのがアメニティー。機内食は食べたら終わり。シートも降りたら終わり。でも、アメニティーは持ち帰ることができる。私たちのサービスにずっと触れ続けてもらえる」と語る。
近年は、機内アメニティーとして初めてコラボするブランドを選んでいる。今回ポーチに採用した「フランツィ」は、160年の歴史を持つイタリアの名門。アイコンバッグ“マルゲリータ”や“カミラ”などの剣先のディテールはそのままに、今回のために独自開発したという環境配慮型素材“Fr-ECLAIM”で仕上げた。
アメニティーは、搭乗者に新たなブランドを知ってもらうタッチポイントでもある。中島マネージャーは「ラグジュアリーブランドに造詣があり、こだわりのあるお客さまが多い。そんな方々にふさわしい気品を備え、かつ日本では広く知られていないブランドを探す中で『フランツィ』と出合った」と振り返る。一方の「フランツィ」も、昨年10月に三喜商事と独占販売契約を結んだばかり。日本でのビジネスを加速させるタイミングでの採用に、「フランツィ」の高砂夏子アンバサダーは「色んな方々に見てもらえる、光栄なコラボ」と期待を寄せる。