
ガーリーな気分を控えめに取り入れるスタイリングが支持を広げています。フリルブラウスが人気を集めているのは、その好例です。一昔前のフリルは甘さを前面に出したデザインが主流でしたが、今季は上品な大人仕様へアップデート。オフィススタイルでの活用が提案されているのも今の傾向。パンツとのコンビネーションが提案されています。人気セレクトショップの新作からフリルブラウスの新顔コーディネートをピックアップしました。
前後2WAYで楽しむ、端正な「程々エレガンス」
「スローブ イエナ(SLOBE IENA)」のブラウスは、襟と袖口にフリルをあしらい、正面にリボンを垂らして、優美な雰囲気に仕上げました。前後どちらでも着られる2WAY仕様だから、着回しバリエーションが広がります。甘すぎない程々のエレガンスがポイント。
店頭では、「1枚で着映えするのに加え、シーンを問わず幅広く着られる点」が好評だそう。程よくゆとりがあるので、着心地も楽。生地感は透けすぎず、ジャケットのインナーとしても着やすいのに加え、襟元や袖口からフリルをあふれさせる着方が人気のようです。
低めのスタンドカラーでオンオフ兼用にこだわり
前立ての両脇にタックと切りっぱなしフリルを配した「シップス エニィ(SHIPS ANY)」のブラウスです。低めのスタンドカラーでオンオフ兼用しやすいつくり。新色のピンクは愛らしさがアップ。肩回りがコンパクトなので、ジャケットを重ねてももたつきません。長めの袖フリルを羽織り物の袖先からあふれさせる着方もできます。
シアーの透け加減がほどよいので、通年で着やすいのも人気の理由。昨年も好評で追加販売し、今期も好評とのこと。タックとフリルのおかげでフロントが大人かわいいムードに。デニムパンツとのコンビネーションはこなれ感を引き出します。
レトロトレンドにもマッチするスキッパーブラウス
「ビューティー&ユース ユナイテッドアローズ(BEAUTY&YOUTH UNITED ARROWS)」のスキッパーブラウスは、袖先にラッフルフリルをたっぷりあしらいました。クラシックな雰囲気のディテールです。中世の貴婦人ライクなムードを醸し出し、近ごろのレトロトレンドにマッチ。袖がドラマティックに決まり、1枚で着てもさびしく見えにくいのもいいところです。
袖口はゴム仕様なので、袖丈に変化がつけられます。「ビューティー&ユース ユナイテッドアローズ」PRのONISHIさんは「セットアップのインナー使いやきれいめボトムとのコーデでフォーマルシーンやお仕事に活躍します。ワイドデニムやチノパンツなどカジュアルボトムと合わせてオン・オフ両方で着用できるアイテム」とレコメンド。やわらかな透け感と軽やかなフリルが装いに華やぎを添えてくれます。
ストライプ×セーラー襟で後ろ姿まで隙のない
「カレンソロジー(CURENSOLOGY)」のストライプ柄ブラウスは、四角い襟をフリル風に仕立てました。後ろ姿はセーラーカラーのようで、バックショットが決まります。長めの着丈は、アイキャッチーな襟との好バランス。Vネックが深めなので、レイヤードにも好都合です。組み合わせるトップスの選び方次第で、ロングシーズンにわたって着回せます。
細いストライプ柄のおかげで、フリル襟の甘さが適度に抑えられています。重心低めのバランスが甘すぎないこなれ感を演出。お客さまからも「甘さがありつつも、大人っぽく着こなせる」と好評だそうです。
ガーリーで甘いイメージを持たれがちなフリルブラウスを、大人っぽくまとうのが今の着方です。マニッシュなパンツやきれいめのウエアと組み合わせて、少女感を落とすのが着こなしのポイント。スーツ系とのマリアージュも手持ちワードローブの活用度を上げるアイデア。やさしげな風合いは気持ちまで穏やかに整えてくれるから、春夏はフリルブラウスを取り入れてみては?