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「バリー」の経営トップが退任 後任は親会社の幹部

米投資会社リージェント(REGENT)は2月10日、保有するバリー(BALLY)のエンニオ・フォンタナ(Ennio Fontana)=ジェネラル・マネージャーの退任に伴い、マリオ・グラウソ(Mario Grauso)=リージェント ファッション&ラグジュアリー部門オペレーティング・パートナー兼「バリー」チーフ・クリエイティブ・オフィサーが、ブランドの経営トップに就任したことを明らかにした。同日付で着任し、リージェントのマイケル・ラインシュタイン(Michael Reinstein)会長兼最高経営責任者(CEO)の直属となっている。

新トップはファッションや小売りの経験が豊富

グラウソ氏は、セリーヌ(CELINE)、カルバン・クライン(CALVIN KLEIN)、ジョルジオ アルマーニ(GIORGIO ARMANI)などで要職を歴任。その後、カナダの高級百貨店ホルト・レンフルー(HOLT RENFREW)やプーチ(PUIG)のファッション事業、ヴェラ・ウォン(VERA WANG)などで社長を務め、25年4月にリージェントに参画した。

リージェントは24年に「バリー」を買収

「バリー」は1851年にスイス・シェーネンヴェルトで創業。紆余曲折があり、2024年8月にリージェントがJABホールディング(JAB HOLDING)から買収した。同年10月には、15年にバリーに入社し、19年から同社を率いてきたニコラ・ジロット(Nicolas Girotto)CEOが退任。後任として、ロベルト カヴァリ(ROBERTO CAVALLI)やディースクエアード(DSQUARED2)で要職を歴任したフォンタナ前ジェネラル・マネージャーが就任した。

クリエイティブ面では、23年に就任したシモーネ・ベロッティ(Simone Bellotti)前クリエイティブ・ディレクターが25年1月に退任。以降、後任は置かず、デザインチームがクリエイティブを担っている。

リージェントは13年の設立で、北米、欧州、アジアの消費財、アパレル、工業、テクノロジー、メディアなど幅広い分野に投資。ファッション領域では、「バリー」のほかに「エスカーダ(ESCADA)」「プチバトー(PETIT BATEAU)」「クラブ モナコ(CLUB MONACO)」などを保有している。

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