子供服の「ミキハウス」を運営する三起商行(大阪府八尾市)は、6月1日付で次期社長に竹田欣克(たけだ・よしかつ)取締役グローバル事業部長(51)が昇格するトップ人事を発表した。創業者の木村皓一社長(80)は代表権のある会長に就く。同社のグローバル戦略をけん引してきた竹田氏に世代交代し、さらに海外市場事業を加速させる。
同社は木村氏が1971年に創業。高品質で知られる子供服「ミキハウス」は近年、高級化ラインを出すとともに、積極的に海外出店を進めてきた。現在、営業する約200店舗のうち、108店舗が海外になる。25年2月期の売上高は182億円だった。
竹田氏は1998年に東京大学法学部を卒業後、新卒で三起商行に入社。人事、商品、社長室、ボストン大学留学などを経て、2004年に開設されたミキハウス・ニューヨーク駐在員事務所に所長に就き、11年に設立された米国法人の社長になった。現在まで20年以上米国で勤務し、グローバル事業部長として海外17カ国の108店舗を統括する。創業家との間に親族関係はない。