グレイプラスが展開する「ビオール オーガニクス(BIOR ORGANICS)」は2月5日、世界で初めて(2025年10月1日時点、ステラアソシエ調べ)レチノールを配合した処方でCOSMOSオーガニック認証を取得した美容液を発売する。ラインアップは、夜用美容液“レヴィータ デュー”(30mL、4950円)とメイク前用兼日中用美容液“プレヴィータ デュー”(30mL、4950円)。直営店、公式オンラインストア、伊勢丹新宿店のビューティアポセカリー、「コスメキッチン(COSME KITCHEN)」などのバラエティーストアで展開する。
肌のターンオーバーを促進するレチノールは、一般的にエイジングケア文脈で長らく支持を得てきた成分だ。合成由来原料が主流であるため、オーガニック処方の設計にそぐわず、多くのオーガニックブランドではバクチオールなどレチノール代替成分が採用されてきた。
同ブランドはオーガニックブランドとしての“自負”から、すべてのスキンケア製品でCOSMOSオーガニック認証を取得している。その姿勢を崩すことなく代替品ではないレチノールを配合した製品を作りたいと、美容液の開発に着手した。その過程で植物由来のカロテノイドからビタミンAを生成する技術によって開発されたレチノールに着目し、製品化に至った。
夜用美容液“レヴィータ デュー”には、肌の土台を整えながら穏やかに作用するレチノールと即効性を持つレチノエートをバランスよく配合。このコンプレックス処方により、レチノール特有の刺激を抑制しながら両者の機能を生かす設計をかなえた。
メイク前用兼日中用美容液 “プレヴィータ デュー”は、抗酸化作用に優れるグルタチオンを配合し、日中の酸化ストレスから肌を守る。ビタミンC誘導体やヒト型セラミドを組み合わせ、保湿・ハリ感の持続を図った。増粘剤を極力排除した軽やかなテクスチャーで、スキンケア後のヨレやモロつきを防ぎ、ファンデーションの密着性を高める。
3月26日には、ブランド初となるパウダーパレット“フラワーミネラル カラーパウダー”(シングル、1650円/デュアル、1980円)、ケース“フラワーミネラル マグネットカスタムケース”(990円※ブラシ2本付)を発売する。最大8色のカラーを自由にカスタマイズでき、アイシャドウ、グリッター、アイブロウ、チーク、ノーズシャドー、フェイスシャドー、ハイライトとして使用できる。花由来成分とミネラルのみで発色させる処方を採用し、欧州で使用禁止の動きが進むタルク(滑石)は使用していない。
同日、美容液ベースのウォーターチーク“オーガニックアクア フラワーミネラルアクアチーク ハートパフ付き”(全3色、各3300円)を発売する。同製品も、花とミネラルで発色を実現した。
目指すは
日本発・革新的クリーンビューティー
「ビオール オーガニクス」は2018年に誕生。創業者の工藤由美代表取締役は幼少期からアトピーだったことから、オーガニックブランドを愛用していた。年齢を重ね、機能性とオーガニックを両立したブランドを作りたいとの思いでブランドを創設。創設前はアナウンサーとしてキャリアを積んでいた。
20年に発売し、翌年改良した“エアレスクッション オーガニック アクア 美容液ファンデーション”(SPF50+・PA++++、全2色、各5940円)”が火付け役となり、ブランドの認知を拡げた。24年6月にはアンバサダーにSTARTO ENTERTAINMENT所属のグループ「トラビスジャパン」を起用し、若年層への浸透も進めている。25年10月には渋谷スクランブルスクエア6階の化粧品フロアに直営店をオープン。サステナビリティ関連以外の売り場では初めての出店となる。
同ブランドはすべてのスキンケア製品でCOSMOS認証を取得し、動物実験を行わないPETA認証、防腐剤・合成ポリマー・タルク・合成香料不使用など、製品開発において厳格なポリシーを貫いている。工藤代表は、「日本はクリーンビューティにおいて遅れをとっている。それは、“なんちゃって”オーガニックブランドも多いから。『日本のコスメは安心安全』という世界に浸透する価値基盤のもと、世界の厳しいサステナビリティの基準で残り続ける日本発の革新的なクリーンビューティブランドを目指したい」と意気込む。