
カラーケア部門では、昨年3位の「ファイバープレックス(FIBREPLEX)」の “No.1 ボンド ブースター” が1位を受賞した。入れ替わりが激しいカラーケア部門で2年連続のランクインとなり、成長を見せた。2位は昨年に続いて「オラプレックス(OLAPLEX)」の “No.1 ボンドマルチプライヤー”が受賞。「圧倒的なケア力」「毛髪の強度と耐ダメージ性を大幅に向上させてくれる」など製品力に対するコメントが多かった。3位は同率で、「ヴィラロドラ(VILLA LODOLA)」“ヴィラロドラ カラー インターバルリケア”と「エプレ(EPRES)」“ボンド トリートメント プロ”が受賞。ともに初ランクインとなった。「ヴィラロドラ」以外の3ブランドは全てボンディング系のケアをうたっており、表面のキューティクルを整える時代から表面と内部の両方をケアする時代への移り変わりが読み取れる。(全てサロン専売品で、価格は編集部調べ)
なお今回の集計方法は、ヘアサロンで扱うプロ用製品を14部門に分類し、50軒の美容師159人に各カテゴリーのベストだと思う製品を選んでもらった。選んでもらった各製品を、効果実感、香り、コストパフォーマンス、パッケージデザイン、使用感、トレンド、店販人気、おすすめのしやすさ、といった項目に分けて、各10点満点で評価してもらい、そのポイントの合計数で各部門の順位を導き出した(製品以外に“サロンモデル部門”“営業スタッフ部門”も有り)。
1位
“No.1 ボンド ブースター”
「ファイバープレックス(FIBREPLEX)」
異なる性質を持つジカルボン酸3種を配合し、ブリーチやカラー、パーマの酸化ダメージから髪を守る。ダメージ部分だけでなく未ダメージ部分まで広範囲に作用し、“ダメージレス”を追求する。アンケートの回答には、「操作性が高いながらカラーやパーマなどのダメージをしっかりと軽減してくれる。カラーにいれると塗りやすさも増してありがたい」といった声があった。【医薬部外品】(500mL)
2位
“No.1 ボンドマルチプライヤー”
「オラプレックス(OLAPLEX)」
サロン施術によるダメージから髪を守る前処理剤。切断されていた毛髪の結合を整え、強化し、毛髪に耐力を与えることで施術時のダメージをケアする。サロン施術におけるスタイルの幅を広げる。アンケートの回答には、「より強い髪の毛にしてくれて、1回目より2回目とどんどん毛が強くなってくれる。髪自体の体力を引き上げてくれて施術の幅を広げてくれる」といった声があった。(100mL/525mL)
3位
“ヴィラロドラ カラー インターバルリケア”
「ヴィラロドラ(VILLA LODOLA)」
気になる根元にセルフカラーメンテナンスとして利用する1回使い切りパック。92%天然由来のヘアカラー。柔らかい質感と美しい色合い、潤いに満ちた艶をかなえる。アンケートの回答には、「お客さまが自宅でも使用でき、信頼度が高いために心から安心しておすすめできる」といった声があった。【医薬部外品】(1980円、セット品:1剤全4色、各25g/2剤25mL/トレー/手袋/マドラー)
3位
“ボンド トリートメント プロ”
「エプレ(EPRES)」
2024年3月に日本に上陸。次世代型のボンディング効果でダメージ毛やエイジング毛をケアし、新領域のヘアケアとデザインの両立をかなえる。あらゆるサロンメニューとの組み合わせが可能なため、ヘアデザインの幅を広げ、サロンでのパフォーマンスの向上につながる。毛髪化学界の化学者エリック・プレスリー氏が生み出した結合補修トリートメントで、美髪ケアを体験できる。アンケートの回答には、「選ばれた成分が濃度濃く入っているのでシンプルでありながら効果を感じやすい」といった声があった。(325mL)
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